RE: リヒテンシュタイン家の城
- 2.5
- 旅行時期:2005/07(約19年前)
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by しょうちゃんさん(男性)
ブルノ クチコミ:4件
2004年の7月ブルノにあるメンデル大学に出張したとき、主催者によるツアーでこのお城(城館)を見学した。この城は第二次世界大戦終了まで、リヒテンシュタイン家所有。戦後、チェコ共産党のクーデターにより、社会主義政権となる(1944年ベルリン危機)。従って、この城をリヒテンシュタイン家の所有を認めず、かつリヒテンシュタイン国の存在をも認めてこなかった。
旧東欧を旅行すると、社会主義国家の時代、どの国(例、1945年連合軍の爆撃を受けて崩壊したドレスデンのフラウエン教会、ベルリンにある修復可能な王宮はDDR政府が爆破)でも、古いもの、文化財などブルジュワ的なものに価値を認めてこなかった。この城も、訪れた時あまり手を入れた形跡もなく、荒れ果てた状態。
近年、旧西側からの観光客がチェコ、ポーランド、ハンガリーなどに来るようになり、修復が始まる。観光客が旧社会主義国にくると、なんとなく欧州の田舎にきたー、と感じるかもしれません。それは、経済的に恵まれた状況でなかったからだけではなく、社会主義政権が過去の文化や歴史に否定的な態度をとってきたからである。
最近、日本のツアー会社がモラビア地方の中心地ブルノとセットでこの城館を見学が増えている。
- 施設の満足度
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2.5
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 2.0
クチコミ投稿日:2015/10/11
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