真珠取りの像と真珠養殖の3人の銅像
- 3.5
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by リラクマさん(女性)
ブルーム クチコミ:27件
カナーヴォン通りの広い芝生の中央分離帯に、潜水具を付けた真珠取りの像(the Hard Hat Pearl Diver)と、この地に真珠養殖を根付かせた3人の銅像(Cultured Pearling Monument)が置かれています。3人とは、2人の日本人・栗林徳一氏、岩城博氏とオーストラリア人のキース・フランシス・デュロー(Keith Francis Dureau)氏です。1975年に建立されたのですが、豪大使館の資料には「この記念像は、真珠養殖事業創始者栗林徳一氏とその協力者たちの功績を後世に伝え、真珠がこの地で未来永劫に生産され、全世界の人々に幸せをもたらすことを願って建立された」と書かれています。養殖の中心地は栗林さんの名からクリベイ(Kuri Bay)と命名されていますが、ブルームから北東へ400kmくらい離れた地で、プリンス・リージェント国立公園の海岸部に当たります。余談ですが、ここには珍しく公衆トイレもあります。
そこにあるベンチには、銅像の様に動かない2人のアボリジニが座っています。自然の中に生きてきた彼らの本来の姿はこんな感じで自然の風景に溶け込んで生きてきたのでしょう。余談ですが、このカナーヴォン通りは南に向かって丘を越えて伸びていますが、アボリジニの人々の通行路の様で、彼らが独特の歩き方でのんびりと歩いて住まいに戻っていく姿はこの町の1つの風景です。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/05/27
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