入場時間は日の出から日の入りまで・・彫刻がすばらしい仏教遺跡
- 4.0
- 旅行時期:2012/12(約11年前)
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by はちの父さん(男性)
サーンチー クチコミ:1件
ボパールのホテルを朝まだ暗い5時40分に出て、50キロほど北東にあるサンチー仏教遺跡に行きました。午前6時40分に到着、こんなに早くに入れてくれる観光地があるのかと思ったら、日の出から日没が開場時間です!!それも無休です。
門を入ると正面に、第三ストゥーパと右に第一ストゥーパが見えます。少し離れて第二もあります。ここサンチー仏教遺跡群のいちばんの見どころは、ストゥーパの四方の入り口に建つ塔門(トラーナ)の彫刻です。ちなみにトラーナが日本の鳥居(とりい)の語源とも言われているとのこと。音だけでなく形態にも鳥居と共通性があるようです。
北トラーナは頂部の法輪の半分が欠けていますが、北トラーナの裏側の彫刻が一番美しいと思います。仏教輪廻の世界を描いています。東トラーナのたわわに実るマンゴーの木の枝に手を掛ける優美な天女は森の精霊女神「樹下ヤクシー」、なまめかしい姿です。南トラーナ裏側もシンプルですが良く見ると、いろいろ彫ってあります。ブッダ入滅の地クシーナガルでの仏舎利争奪戦の場面・・・当時の建物の様子が分かる貴重なものだそうです。2000年前のものが、よくもそのまま残っているものだと感心しました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/08/23
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