ニューヨーク産WHISKEY
- 3.0
- 旅行時期:2014/04(約12年前)
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by 逆転イッパツマンさん(男性)
セントラルバレー クチコミ:2件
ニューヨーク(とはいってもマンハッタンから車で1時間以上)では
初めてウイスキーなどを製造している蒸留所。
しかも、麦に始まり、コーンやリンゴなど、蒸留酒の原料となるものは、すべて地元の契約農家から仕入れる、いわゆる地産地消を一番のウリにしている、まだまだ出来立ての蒸留所。
場所は、「こんなところに??」という、ほとんど牧場状態の場所にひっそりとあります。建物自体は申し訳ない程度の蒸留所と試飲できる木造の建物がある程度、いまだ舗装もままならない、雨が降ったら足元最悪という環境、しかもトイレはよく野外フェスなどで設置されている簡易トイレが設けられているだけ。
車でないといけないのは観光客にはつらいところ。でも、しっかり「蒸留所ツアー」も行っております。
さて、肝心のお酒ですが、ウイスキー、ウォッカ、ジン、バーボン、カシスとレパートリーは多岐に渡ってます。
で、$10支払う(2014年4月時点)と、エントリされた中から3種類試飲ができるシステム。
ただし、シングルモルトはニューヨーク州の法律?で販売ができないので、試飲もできないとのこと。。。おいおい!一番の目当てが試飲もできなければ、購入もできないんかい!と、テンションは一気に下降。
そこで、ウォッカ、ジン、バーボンと試飲
(ウォッカ)
いたって普通。
(ジン)
なにやらリンゴから作っているらしく、そこそこ美味しかった。
でも、ジンにジャムを混ぜて飲む事を推奨していたので、やってみたが、、、「ムーン」て感じでしかなかった(笑)
(バーボン)
なにやらケンタッキー州以外で唯一バーボンとして販売できると豪語してましたが、眉唾かな。。。味?は樽の香りがすごすぎて、それはそれでオリジナル的感半端なく、といって不味いわけでもない。
ちなみに、設備が非常に小さいこともあり、販売されているウイスキーは375mlのハーフサイズばかり、それなのに、この値段!?と目を見張るものばかり。ウイスキーは平均40ドル(日本では8,000円くらいで販売してました!!)、ジンはそこそこ美味しかった
では、せめてジンくらい、、、と陳列されていた値段を見て度胆抜かれました!だって、($38)との値札が!!!せいぜい$7-8くらいとたかくくってただけに、本当に魂抜けそうになりました><
でも、こんな機会も早々ないし、是が非でもモルト系だけは飲んでおきたいので、後日出先のコネチカット州内の酒屋さんで懸命に探すことに。
蒸留所では「もうウチのウイスキーはワールドワイドだから、どこでも買えるわよ!」とドヤ顔で言っていたのに、、、まったく見つける事できず、ようやく、高級住宅街の一角にあるシャレオツ(死語)な酒屋で発見!!しかも蒸留所より$5-6高い!!
東京の地元のショットバーの周年祝いに話題性のあるものをと考えていただけに、清水の舞台から飛び降りる覚悟(死語)でシングルモルト&ジンを購入。この時点で$100超え!どんなプレミアついとんねん!!!
ただ、面白かったのが、酒屋で購入しようとレジに持って行った際、店主が「おやおや、これは珍しい光景だ。オレの店が閉店になってもこの酒だけは残るだろうと思っていたんだけどな。まさかオレ以外に中国人(ま、どこでも日本人とは言われたことないですので慣れっこ)がこのお酒の価値を知っているとはな。」と、吹き替え映画の大げさなリアクションのセリフを言い出す始末(笑)
しかも、1本ずつしかないので、結構売れているのか?と聞いたら「おいおい!正気かい!?こんな高い酒だれも買うわけないだろう!?元より1本しか仕入れてないさ!」と再度吹き替え映画のセリフが。
で、支払いを終え店を出るときに「まぁ、オレの目利きが間違っていなかった事が今日証明されたよ。」と感慨深く言っていたのには、ちょっとホロっとしました。
そりゃあ〜〜そうでしょう。他の品々の軽く10倍するような値段なんだから。一生売れ残るかもしれないのに、仕入れた際の覚悟は計り知れません。
さて、後生大事に梱包し、日本に帰ってきて行きつけのSHOTBARに贈呈し、お店を閉店してからゆっくり祝杯を。
結果は、、、シングルモルトなのに「ん??これバーボンぢゃね??」的な実に摩訶不思議な香りと味で、なんか期待していただけに一気に沈黙しました。(チーン)
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.0
- 車が必須
- コストパフォーマンス:
- 1.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/06/17
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