カンプノウ攻略法~試合観戦編~
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- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by ヒリュウさん(男性)
バルセロナ クチコミ:20件
試合観戦(リーガ・エスパニョーラ)について記したいと思います。
最も頭を悩ますのがチケット購入法だと思いますが、これは公式サイトまたはticketmaster(どちらも同じ)で買うことをオススメします。
カンプノウというのは、ベルナベウほど高くはありませんが、それでもJリーグと比較すれば価格設定はやはり高水準にあります。
バルセロナには公認代理店が存在するため、それら手配業者を通すという手段もありますが、券面価格から3割程度はどうしても高く取られます。
また、代理店経由では後述のような座席指定することもできません。
公式サイトからのチケット購入で最大の難点は、1週間前にならないと一般販売のチケットが買えないことです。
よって、日程的にそれが難しい場合は、諦めて手配業者に頼むしかありません。
また、そもそもリーガは、10日〜1週間前まで試合日時が確定しないため、旅行客にとっては直前まで予定が立てられず、非常に厄介です。
週末の試合の場合には、土日どちらの開催でも対応できるよう、必ず両日バルセロナの滞在ホテルを用意する必要があります(平日の試合の場合は、火曜と水曜)。
公式サイトは日本語表記ではチケット購入できないため、購入手続は英語ですることになりますが、そこまで尻込みする難易度ではないと思います。
席は席種のみならず、空いている席そのものを自由に選択できるため、当日行ってみないとどんな席か分からないという失敗もありません。
皆が苦労するのが、カード決済でクレジットカードの番号を入力する際です。
スペインのサイトだけに、日本のカードとは相性があるらしく、相性が悪いと弾かれてしまいます。
これはもう手持ちのカードを色々試してみるしかなく、私も3枚目のカードでようやくパスしました。
チケットのコレクトの仕方(発券方法)は、決済したカードを忘れずに旅先に持って行き、街中至る所にあるスペインのATM「la Caixa」で発券します。
画面の指示に従っていけば良いだけなので、それほど難しくはありません。
また、カンプノウは10万人収容のメガスタジアムなので、エル・クラシコなどを除き、チケットが売り切れることはまずありません。
(その意味では当日券対応も可能で、実際に当日券購入している日本人旅行客を何組も見かけました)
スタジアムの最寄り駅はコイブラン駅またはマリア・クリスティーナ駅。
どちらも15分程度とやや歩きますので、距離はあまり変わらない感じです。
駅からの行き方もちょっと分かりにくいのですが、試合日には人の流れに付いていけば問題ないかと思います。
スタジアムの1階部分は、ぐるっと1周ほぼ出入口のゲートとなっており、チケットに記載されたゲートナンバー(カタルーニャ語でPORTA)から入場します。
つまり、指定されたゲートからではないと入れません。
荷物検査とペットボトル回収を経て中へ入ると、内部には軽食を売る出店が少しありますが、Jリーグのスタジアムグルメほどではありませんので、食事は外で済ます方が良いでしょう。
前述のとおり、チケットに書かれたPORTAからスタジアムに入り、BOCAの番号の通路からピッチに出ます。
FILAというのが前列何番目という縦のラインを表しており、SEIENTというのがその列の横のラインの席を示しています。
一応通路にいる係の人に尋ねれば教えてくれます。
スペインではJリーグと異なり、スタジアムに早く来るという習慣はありません。
キックオフの1時間前でもスタジアムはがら空きです。
ただ、その分カンプノウの名物である座席に書かれた、「MÉS QUE UN CLUB」や「FC BARCELONA」、ナイキマークなどが見れます。
席からのピッチの眺めは、日本と比較にならないほど最高です。
そして、急勾配で左右非対称の巨大なこのスタジアムは、カタルーニャの聖地であり、大いなる劇場だということを教えてくれます。
試合の開始前と終了後に、イムノがスタジアムに流れますので、大声で「バルサ!バルサ!」を連呼しましょう。
この3日前にベルナベウにも行ったのですが、バルセロニスタは多くがユニフォームを着用するのに対し、マドリスタはあまり着ていません。代わりに皆マフラーをしています。
これはバルサがカタルーニャのシンボルであり、自分たちの全てであることを、ユニフォームという「全身」で表しているのに対し、ファッション先進地でもあるマドリーでは自らの服装はあえて崩さず、しかしマフラーという「ワンポイント」でまとめる格式の高さを表現しているように私には感じ、何かこうした首都と自治都市の文化性の違いを反映しているようで、とても興味深いものがありました。
試合(対マラガ戦)は、メッシとプジョルのゴールで、4−1のバルサの完勝。
ここ数シーズンのメッシの爆発的な得点数を勘案するに、メッシのゴールが見られない試合の方が希少と言えるでしょう。
この試合も見事にハットトリックを達成してくれました。
もちろんスタジアムにはメッシコールが響きます。
私が見たこの試合は昨シーズンの終盤戦で、既に退任の決まっていたグアルディオラ監督への惜別ムードがカンプノウには漂っており、「グラシアス、ペップ」の文字が至る所に躍っていました。
また、私の隣の席には老紳士が座っており、厳しい表情で細かいプレーの1つ1つに高度な注文を付けていました。
まさに生まれてからこの方、このクラブと共に育った生き字引といった感じで、こうした人の存在が欧州の歴史あるクラブであることを象徴していると思いました。
他にも、反レアル・マドリーのカタラン人たちは、マラガFWでかつて同クラブに所属していたファンニステルローイにブーイングしつつ、試合後はそそくさと近くのバルに行き、マドリーのゲームを見るなど、その気質が少し垣間見れて面白かったです。
今のバルサは必ずや後世にまで語り継がれるチームであり、この時代のバルサを観ることは、すなわち歴史の生き証人になるということです。
間違いなく最高の体験ができることを約束します。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 施設の快適度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2014/06/07
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