古い石畳が残る素朴な街並み
- 3.0
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by Boa Viagemさん(非公開)
コロニア クチコミ:7件
ラプラタ川を挟んで、対岸の大都市ブエノスアイレスから船でやってくると、コロニアデルサクラメントは比較するにはあまりに小さな町で、観光地にしてはかなり素朴な印象を与える。
ラプラタ川で国境越えであるため、船着き場は小さな空港のように入国審査や税関がある。
船着き場から観光スポットとなっている旧市街は徒歩で10~15分くらい。
旧市街は、ウルグアイ唯一のUNESCO世界遺産になっており、低層家屋が並んでいる。一部は居住者がなく売りに出されているほどである。
ポルトガルやスペインを知っている旅行者には物足りない感があるかもしれない。
旧市街は、現地の観光ガイド(英、西、葡語の3ヶ国語使用)によって案内される徒歩ツアーがあり、パックツアーでさまざまな言語のガイドに引率されるグループも見かけられる。もちろん、個人でも充分回って歩ける。16haほどの面積である。
コロニア デル サクラメント(Colónia del Sacramento 西語)は、1680年にポルトガル人Manue de Loboによって建設された植民地で、Colônia do Sacramento)という言葉が示すようにカトリックの宗教的な意味深い命名である。ポルトガル領、スペイン領として何度も何度も両国間での領有争いが繰り返され、1825年から1828年のラプラタ(アルゼンチン)―ブラジル(500日)戦争を経て、ウルグアイ領になった。このため、両方の建築様式が混在していて、興味深い。
とりたてて際立った観光名所といえるものはないので、土産物も特別なものはないし、数時間~半日で充分だが、船の到着、出発時間に合わせて、ゆっくりと街歩きやカフェ、レストランで過ごすことになる。
海のような川沿いを経て、闘牛場の廃墟に行ってみると、新興住宅地があり、旧市街との違いを感じることができる。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/05/22
いいね!:3票
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