◇歴史と伝統、それを守り続ける職人の方々の姿に感動◇
- 4.5
- 旅行時期:2013/10(約11年前)
-
by aya-photripさん(女性)
フェズ クチコミ:20件
『タンネリ(革なめし職人地区)』
この辺りを歩いていると『タンネリ~、ナメシガワ~』と声を掛けられます。
周辺の建物の屋上から作業場を見渡すことができるので、
革製品店などの店員や少年達が勧誘しているんです。
全体図見たかったので声を掛けてきた少年にお願いしました。
革を柔らかくする時に鳩のフンを使用していることなどから
作業場はにおいがキツイため、ミントの小枝を渡してくれます。
しかし、気温がそれ程高くなかったからか
思っていたよりにおいは気になりませんでした。
たくさんの桶がずらっと並ぶ光景は圧巻。
パレットのように穴一つ一つに液体が入っていて、
洗って、なめして、染めて…と工程により桶が分かれています。
職人さんたちの声や作業を進める音が響き活気があります。
革製品(バッグ等)は特に要らなかったし、
案内してくれた少年にチップを渡しましたが
『いいよ、要らないよ』と受け取ってくれませんでした。
高いチップを請求されたり無理やり土産物を勧められたりという話も
ネット等で見ていたので、え?要らないの?と拍子抜けでした。
何百年も…千年も前からの歴史を守り続けての作業、
素晴らしい伝統、そして職人魂!
日本では見ることの出来ない光景に圧倒されます。
- 施設の満足度
-
4.5
クチコミ投稿日:2014/04/29
いいね!:5票