高地マンギヤン族の生活
- 4.0
- 旅行時期:2012/09(約13年前)
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by kokoさん(男性)
ミンドロ島 クチコミ:1件
調査のため毎年、もともとの住処である山岳地帯に住む高地マンギアン族の人たちに接触している。高地マンギアン族と言っても、ミンドロ島の山岳民族はいくつかの部族に分けることができるが、ミンドロ島の最高峰ハルコン山近くに住むアラガン族を対象としている。最近はフィリピン政府の方針もあり、山岳民族の低地定住化が進み、山を下りて農作業などの日雇い労働者となる低地マンギアン族も増加しつつある。高地マンギアン族の人たちはもともと狩猟採集生活をしているので写真のように身軽な格好で、ナイフ等の武器も常に携帯しているようである。しかし、威嚇するような感じはなく、好戦的でもないようである。ただし、土地収用等の問題もあり、政府と対立するグループもあり、山岳地帯に入るときは治安を確認する必要がある。また、高地マンギアン族の人たちにはマラリア、フィラリア、回虫などの寄生虫病や下痢症を含む多くの感染症が蔓延しているのでヒトに接触する場合だけでなく、蚊帳や飲料水の準備が必要なのは当然である。山蛭が多いのでその対策も忘れてはいけない。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- 観光の所要時間:
- 2日以上
- アクセス:
- 1.0
- 高地マンギヤン族と接触するためにはほぼ2000m級の登山
- 景観:
- 3.5
- 登山経験者なら納得できる
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/07/05
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