キンデルダイク＝エルスハウトの風車群 Mill Network at Kinderdijk-Elshout

文化・芸術・歴史

壮観！

4.5
旅行時期：2011/06（約15年前）

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世界遺産でもあるオランダの風車がある街、キンデルダイク
ザーンセスカンスの４基の風車に対して、ここはオランダの中でも１９基ものたくさん風車が見れる場所です

どなたかの旅ブログにも書いてありましたが
「風車を見るならザーンセスカンス、風車のある風景を見るならキンデルダイク」
この言葉がピッタリだと思いました

川沿いに風車が並んでおり、歩くこともできますが、遊覧船で川から見るのをオススメします
理由は、歩くには広すぎるということと、船からなら川に映った「逆さ風車」が見れるし、船が１周してくれるので時間帯にかかわらず逆光じゃない写真も撮れます

ちょっとしたお土産屋さんもありますが、ほとんどのものはアムステルダムでも売っています
立地が便利とは言えないので、記念に何か買ってもいいでしょう

トイレは２個室ありますが、私が行った時はひとつ壊れてました
「故障中」の張り紙に気付かずコインを入れても開かない（海外ではよくあります）
人がそんなに多くないので、ベストシーズンでしたが混むことはありませんでした
観光客も外国人が多く、外国人は日本人ほどトイレが近くないので日本人ツアーでない限りはトイレの心配もないでしょう

万が一トイレがいっぱいでも近くのお土産屋さん兼カフェもありますので、そこを使えば問題ないです

さて肝心の立地ですが、ロッテルダムから地下鉄とバスを乗り継いでいく方法がたいていのガイドブックに書かれています
が、私は近代的なロッテルダムより戦争の被害に遭ってないなりリアル古都ユトレヒト（ついでにミッフィーも）がよかったので、ユトレヒトから90番のバスで行きました
ほとんど混んでいないので、１時間半見ておけば充分でしょう

バス乗り場はユトレヒト駅の栄えているほうと栄えていないほうがあるのですが、栄えていないほうなのではじめて行ったときはわかりづらかったです
ユトレヒトは方向に強い私も駅から街から迷いやすいので、気を付けたほうがいいかもしれません

アムステルダムから電車で来た人は、駅の中心が「栄えているほう」にあるので、長い通路（写真参照）で線路の向こう側に行くような通路を見つけられれば正解、ショッピングセンターみたいなほうに行ってしまったら逆側といった感じでしょうか
栄えてないほうもここ数年工事をしていたので、もしかしてショッピングセンターができるのかもしれません
スマホなどで地図や方位磁石を見れる方は「西側」に向かうと90番バス乗り場に出ます
駅のインフォメーションは並んでいることが多い（並んでいても急がない(^_^;)し、路線以外のことはわからないかもしれないので、歩いてしまったほうが早いかいもしれません

バスの運転手さんはそのバスに乗る日本人＝キンデルダイクに行くとたいていわかっています
私は行きは８ユーロだったのに、帰りはなぜか10ユーロで「行きの運転手さんが間違っていた」と言われました
もう一度行った時に確かめてみたいと思います

路線バスの楽しみは、オランダの名もなき（名前ぐらいはありますが、ガイドブックに乗ってないような）素敵な田舎の街や川沿いの風景を楽しめることです
私が行ったベストシーズンの６月にはほかに日本人が１組乗っていましたが、街が可愛すぎて「可愛い～！！」という歓声（？）が上がるほど
私もあまりにも素敵なので写真を撮りまくっていたら、ガラの悪い３人組がバスに乗ってきてカメラを狙われました

それ以降写真を撮らないようにしてカバンを抱くように「お前なんかにスられないよ～だ！」という態度を取っていましたが、新幹線などと違って路線バスはたまにそういう人たちもいるので気を抜かないほうがいいです
オランダに限ることではありませんが
（私のカメラはソニーのピンクのカメラだったのですが、彼らのオランダ語の会話の中から「ソニー」とか「キャメラ」とか聞き取れたので狙ってるなと）

バスは１時間に１本、空いててガラガラです
運が悪いとエアコンなしの古いタイプのバスに乗ることになるかもしれないし、運がよければ最新式のバスに乗れるかもしれません
日本に比べたら生活水準がグッと落ちますが、オランダの人たちは幸せそうです（自国の満足度例年上位）

キンデルダイク遊覧船はガイドブックに３ユーロと書いてありましたが私が行った2011年は４ユーロでした
写真を貼りますので、参考にしてみてください
遊覧船は寒い時期は運行してないようなので、ご注意ください