宜蘭バスターミナル Yilan Bus Terminal

バス系

【宜蘭（イーラン）バスターミナル。メガネ男子に道を教えてもらう】

4.5
旅行時期：2013/03（約11年前）

by 3kaku33さん（女性）

宜蘭クチコミ：2件

『宜蘭後駅』前の標識に従って右に歩いていくと、左側にバスが何台も発着している場所がありました。そこがターミナルとは思えないが、向かう先には何も無いのが気になる。自転車を押して通りかかったメガネ男子に「歩き方P242」を見てもらった。

説明にピンと来ないおばさん一人旅の私を案内してくれることになった。しばらく歩いて、右角にりっぱな病院が建っている三叉路を左に曲がると、茶色の円い建物が見えてそこがバスターミナル。「謝謝！」。

入口まで進んでさっきの場所を見ると、お兄さんがちゃんとたどり着くかと見ててくれた。恐縮。「謝謝！」と大きく手を振る。

2013年3月10日、宜蘭から台北まで高速バスに乗りました。花蓮から台北に帰る（？）際、花蓮～宜蘭の自強号は取れても、日曜日でその先が取れません。でも、バスなら台北まで1時間強と知ったので、宜蘭で1泊の予定を急遽変更したのです。

”直、片道、台北”と書いて切符を買う。218元の特急自強号も安いけれど、更に安い120元（360円）！所要時間でも、自強号は2時間弱、バスは1時間強です。
それと、『東部幹線』は人気なので切符がなかなか取れないが、バスは早朝から夜中まで何十本も出ているのでいつでも乗れます。
台湾一の『雪山トンネル（せつざんトンネル）』を通るのでとても近いのです。これらも後で調べてわかったことで、その日は行き当たりばったりでしたが。

さて台北行きのバスは、1番乗り場から数分後に発車するそうです。その時は頻繁に出ているのを知らなかったし、着いてからの『経済宿』探し、という難題があるからすぐ乗ることにした。

その前に「トイレに行きたい」と言うと、どうぞと。乗り場一番左の更に向こうにアイコンが見えた。バスのそばの制服のお姉さんが荷物を見ていますと言ってくれたので急いで向かう。1～2人待っていたり、台湾で初めて『ウェットティシュ』が必要だったりして時間がかかった。トランクだけ積まれて発車したらどうしようと気が気でない一方、”日本と違う。ここは台湾なんだから”と甘えた気持ちもある。手をふきふき走りながら戻る。

トランクをバスの腹に入れるところを、”持って乗って良いか”と聞くとOK。ドライバーのすぐ後ろに座った。落ち着いてから右を見ると、右側は全部1人席らしい。すぐに移って、荷物をおいても十分広い。一番前だし、ラッキー♪
少し経ってから、時間が過ぎてるのに悠々と乗り込んで来たカップルが2人席に座った。”私ったらあんなにバタバタしなくても良かったんだ。日本人とバレバレだね笑”

発車する時、お姉さん達が手を振って見送ってくれていた。何か温かいね台湾だね。

【台北にはターミナルが２ヶ所あります】
私が乗った青い色の『首都客運』の台北側のターミナルは、台北駅よりMRT6つも手前になります。MRT『市政府駅』そばの『市府轉運站ターミナル』です！バス到着の直前に紫の照明の『台北信義新天地店』が見えます。降りたすぐに『統一阪急百貨』があります。『台北101』が近いそうです。

三越が方々にあるのを知らなくて、三越といえば台北駅という思い込みがあったので、てっきり台北駅に着いたと思いました。

【台北駅（隣接のバスターミナル）に行くには、赤い色の『葛瑪蘭客運（カマランバス）』に乗らなければいけません！！！】
切符売り場の人が「台北だね」と念押した訳は「（台北駅でなく）台北***までだね」と言ってたんですね。乗り場も赤と青に色分けされていました。

*台湾では正面出口を『前駅』、駅裏出口を『後駅』と呼びます。改札を出る前に駅員さんに確認しましょう。出てしまったら、通行券を出してもらったり、迂回するはめになるようです。
*高速バスなのでトイレがあるようです。