オートリクシャの客引きにあった
- 3.0
- 旅行時期:2013/01(約13年前)
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by 街歩き-nomさん(男性)
チェンナイ クチコミ:5件
湘南の海よりは綺麗だなとボーっと眺めていたら、一人の青年が英語で話しかけてきた。どこから来たのか、これからどこに行くのかと質問してくるが、英語の発音が明瞭クリアでびっくり。ミュージックセンターに行ってダンスのチケットを買って、シティーセンターモールで買い物して、カバレーシュワラ寺院にお参りに行くと言うと、俺はリクシャワーラーで案内してやるという。寺院に行くなら午前中のほうがお祭りをやっていて賑やかだから先に行ったほうが良いとも。いくらだと聞くと100ルピー出せばチェンナイのほかのヒンズー寺院も廻ってやるという。時間がないので行かないと言うと、カバレーシュワラまでならいくら出すと聞くので、ちょっと安めに20と言うと、オーノーと言われ少し高めの50で手を打ったが、寺院に行く途中に知っている土産物屋に寄ってもいいかという。ガイドブックで土産物屋につれていかれて高い買い物をさせられたとの記事を読んでいたので、そら来たと思い警戒して、時間を無駄にしたくないと断り続けたが、彼スラーシュ君は、土産物屋であんたは何も買わなくても良い、連れて行くだけで自分に店から20ルピーのマージンが入る、だからあなたの乗り賃は20ルピーでいいと結構正直だ。英語も上手いし悪いやつではなさそうだとOKした。英語は観光客と交渉するために勉強したのだと言う。ようこそ私のフェラーリへと黄色いオートリクシャに案内されたが、新品同様ピカピカに磨き上げられていた。私のなどと言っているがリクシャワーラーの親方に借金して買ったのだろうななどと勝手に想像した。途中セントトーマス教会らしき建物があったので寄ってみたいと言うとお安い御用と横付けしてここで待っているから中を見て来いと言う。教会なのに靴を脱いで入っている信者も多く、脱ぐべきかどうか迷った。で靴下で入ったが結構砂がざらざらしていた。スラーシュ君は若いのでかなり飛ばすが怖くはなかった。カバレーシュワラ寺院は異教徒は中に入れないので少しがっかり。この後4軒の土産物屋に寄ったがこれが大当たりだった。以前ツアーで連れて行かれたところのようなチープな品物は申し訳程度に置いてあるだけで、ちゃんとしたつくりの物がたくさん並んでいた。青銅製品の店では、店員がインドの青銅は8種の金属を混ぜて作ってあると説明してくれたので、こぶしでたたいてみるとゴツゴツと鈍い音が。インドのブロンズ像は中空ではないのだと言う。試しに50cmぐらいの像を持ち上げようとしたがびくともしなかった。これでは国立博物館で見た直径2mぐらいの踊るシバの神像は何トンぐらいするのかと、インド恐るべしと感心した。スラーシュ君が州政府公認の土産物屋だと言う店には、大理石のいいものがたくさんあった。そのなかのシバとパールバティーが座っていて後ろに何匹ものナーガが大扇のように覆いかぶさっている像は素晴らしく、買って帰って事務所に置いて祈りをささげたいとふっと思ったが、それなりの値段で重たいし諦めがついた。木彫り物中心の店では店員がいろんな女神の持ち物について説明してくれた。原始的なセクシー女神もいた。いい物は大振りなものが多く輸送するとは言ってくれたが置き場所がない。最後はカシミヤの店でいろいろ試着させてくれたが、チェンナイの暑さではカシミヤを買う気にはならず。どの店も店員が丁寧に説明してくれて、何も買わなくてもいやな顔もせず笑顔で送り出してくれた。スラーシュ君に、いい眼の保養になった、君の選択した店はスーパーセレクションだとお礼を言ったが、何も買わなかったことを知ると少し表情が曇ったので、買い物をするとさらにマージンがもらえるのかもしれない。ミュージックセンターで下ろしてもらって支払いするときに結局私は100ルピー払うことにした。彼のような値段交渉をボル=騙すとは私には思えない。英語を勉強し、愛車をピカピカに磨き、質のいいみやげ物店とコネクトを作る。彼は30歳だと言っていたがとてもクレバーな青年だった。彼は真剣に自分の仕事に取り組んでいるに過ぎない。仕事中も仲間といろいろ連絡したり情報交換をしていた。彼の前向きさとクレバーさがあればリクシャワーラーの会社のオーナーになることも夢ではないのでは、グッドラックと言って別れたが、経済成長が肌で感じられるインドではオートリクシャよりタクシーという時代になるのではと心配もした。現地ツアーで参加したカンチープラムのヒンズー寺院の前のチャッパル屋もハンドメイドのチャッパルでいい物だから履いてみろというので試してみたら、ソフトで夢のような履き心地だった。でももうチャッパルは持っているし明日帰国で履かないからと断っていると、値段の問題かと思ったらしくどんどん値を下げてくる。バスの中にも乗り込んでくるしつこさにも驚いたが、もっと驚いたのは、バスの中でサンダルを買った欧米人が妻の足のサイズにちょっと合わないと注文をつけると、待っていろとバスを降りていった。バスは発車してしまって昼食のレストランに着いたが、そこにさっきのチャッパル屋が自転車で肩に何足ものチャッパルをぶら下げてやって来て、あんたに合うサイズの物を持って来たと言って交換して帰っていった。定期観光バスなので行き先はわかっていたにしても自転車で20分はかかるぞ、しかももうお金も払ってもらっているのにかかわらずだ。よほど自分のところのチャッパルに誇りを持っているのだろうか。ここでも彼は生活のために真剣に仕事をしているだけなのだと思う。値段交渉はあるにしろ、やはりボル=偽物を騙して高く売りつけるとは違うなと感じた。こんな体験があると少しまたインドが好きになっていくのである。南インドに限ったことなのかな。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- MRTSの駅舎は廃駅かと間違うほどの汚さ。チケット売り場がすぐには見つからない。
- アクティビティ:
- 1.0
- 泳いでいる人はいなかった
- 景観:
- 4.0
- オレンジイエローの細かい砂は砂漠のようでグッド
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 広い海岸に人は数えるほどしかいなかった
- 水の透明度:
- 3.0
- ムンバイのマリンドライブのようにごみがプカプカはしてなかった
クチコミ投稿日:2013/03/05
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