ギリシャで最も広いアゴラ跡、、柱廊跡、古代は湾まで通じていたといわれる広いレカイオン通り
- 4.0
- 旅行時期:2012/03(約14年前)
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by 地中海人さん(男性)
コリントス クチコミ:2件
コリントス運河のほうが有名。コリンティアス湾奥にあって交通の要衝にあるため、古代コリントスは、海運による西方貿易で活躍した時代は長い。紀元前7世紀僭主制により地中海沿岸に進出して栄え、紀元前3世紀にコリントス同盟、ローマ植民地時代に総督が赴任した街であり常に国際貿易都市。
イアソンとメディア、コリントス王クレオンと娘グラウケの神話はここを舞台としており(楠見千鶴子さんの「エーゲ海 ギリシャ神話の旅」(講談社文庫)に詳しい。)、ミノア時代には既にギリシャ有数の街であったに違いない。
今でも、8キロ離れた海辺の新市街は、コリントス運河を航行する船からフィリピン人船員が降り立つ、この地方の中心都市です。
バスを降りると少し下ったところに入り口。まず、博物館にはいると、カエサルがいた。何故かうれしくなる。彼もここを訪れている。100年後に作られたので、本物に似ているに相違ない。暗黒時代を脱し、幾何学模様から動物や植物などが描かれるようになったといわれる紀元前8世紀から7世紀頃のコリントス式陶器を見ることができる。
ここも反時計回りに、競技場としても利用されたといわれるギリシャで最も広いアゴラ跡、、柱廊跡、古代は湾まで通じていたといわれる広いレカイオン通りを巡り、アポロン神殿にたどり着いた。木造から石へ代わった初期のものとされ、7本のドリア式石柱はそれぞれ一つの石からできている。積み重ねられてはいない。
レカイオン通りの北側にある出口近辺にタベルナやカフェ、土産物店、ミニスーパーが立ち並んでおり、コーヒー休憩をし、入り口に戻って再度入り、神話の故地を巡った。
2012年3月20日訪問
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交通機関
アテネ空港駅12.44発キアト行き列車 新コリントス駅着14.05(定刻)
12ユーロ
新コリントス駅から市中心部バスセンター近くのホテルまでタクシー4.5ユーロ
コリントスバスセンター(カフェを兼ねた)から遺跡まで毎時10分発 1.6ユーロ 20分
9.10発だったが9.02に発車した。 おうようですのでご注意。バス停で周りの人に行き先を告げていれば、止めてくれます。
ペロポネソス半島一周は、コリントスでレンタカーを手配したほうが便利でしょうね。
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コリントス運河へ
コリントスバスセンターから、アテネ又はナフプリオン行きに乗ると、どちらも、コリントス運河バスセンター(広い駐車場あり)で停車しますので、そこから歩いてすぐ。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 半日
クチコミ投稿日:2013/02/12
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