ベトコンが掘った戦略的トンネル
- 4.0
- 旅行時期:2009/03(約17年前)
-
-
by konomiさん(女性)
クチ クチコミ:1件
クチトンネルというのは、ベトナム戦争時にメコンデルタからホーチミンの西一帯を網羅したベトコンのゲリラ戦用のトンネルの一部でです。
作戦本部や生活用のトンネルと地下壕は地下3~4階まで作られ、空爆されると地下1階は完全に破壊されたが、3~4階は助かることが多かったそうだ。
実際にB52が落とした爆弾の痕跡を保存してあったのだが、かなり深く大きい。地下5mまでは吹っ飛ばされています。
子供や女性は空爆時に天上が三角錐になっている部屋に入れられたが、この形だと崩落が少なかったためだといいます。
地下トンネルの中にもトラップを仕掛けており、よく把握していなければ、味方でもトラップに落ちてしまうという厳しさ。
トンネル保存エリアは熱帯雨林で竹も多く見られ、この竹を使ってトラップを作っていたそうだ。トラップ内に仕掛けられた無数の槍を運よく避けることができても、少しでもキズを負ったら槍に塗りつけられた汚物によって感染で死んでしまう。
怖いなぁ・・・・。
戦闘時に隠れるための穴は30×50センチ位の入り口だが、中にはやっと人一人が入れるくらい。戦闘用のトンネルは天井も低くて大変狭く、中腰のままじゃないと移動できない。40mくらいのトンネルで体験したが、かなりの労力。戦闘中はこのトンネルの中に吊ったハンモックで寝て、食事もトイレも全部ここでやったという。
すごいですね。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/01/27
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する