遺構の上に立つ高床式の博物館、パルテノン神殿の詳細はここで明らかになる。
- 4.0
- 旅行時期:2012/08(約13年前)
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by お・い・らさん(非公開)
アテネ クチコミ:3件
2012年8月23日(木)夕方に訪れました。
「新」と冠があるように、2009年6月にそれまでのアクロポリスの東斜面の旧アクロポリス博物館に替わって開館しました(アテネ五輪(2004年)に間に合わず)。
新アクロポリス博物館のエントランスでは足元の強化ガラスを通して遺構を覗き込むことができます(この遺構は個人の普通の家と工房だったため、物議を醸したものの地中深く埋め込んだ柱に高床式構造の建物としています。神殿だったらここに博物館は建たなかったでしょう)。
展示内容はアクロポリス(遺構)からの発掘物が中心です。
館内は撮影禁止となっています。最上階のみフラッシュ無しでの撮影は可能です。
"The Archaic Gallery"と"The Parthenon Gallery"の二つの展示があります。
"The Archaic Gallery"はおびただしい数の彫像があり、中にアジア系人種の顔の像もあります(紀元前から東西の人の往来があったのですね)。チョッと押すと台座から転げ落ちそうなので手触り厳禁です。
"The Parthenon Gallery"はパルテノン神殿の復元を関わる諸展示があります。神殿上部の庇部分の彫像の復元への資料・模型があり興味深いです。
最上階からはアクロポリスが見えます。アクロポリスは博物館から眺め、遺構の品はここ新アクロポリス博物館で間近で見た方が良いと思います。
moreinfo:http://www.theacropolismuseum.gr/default.php?la=2
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- どこを基準にするかに因りますが、今回利用したホテルからは徒歩15分と便利です。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 料金(5ユーロ/一般・人)と展示内容からは、充実した内容だと言えます。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 夕方の入館でしたが、人は少なく余裕で館内を見て廻れました。
- 展示内容:
- 4.5
- アクロポリス神殿に関わる展示物中心ですが、修復内容も知ることができ面白いです。
クチコミ投稿日:2012/09/23
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