五老峰完全制覇
- 4.0
- 旅行時期:2011/08(約14年前)
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by マンボウのお城さん(男性)
廬山 クチコミ:1件
紀元前126年に司馬遷が廬山を登り、陶淵明、謝霊運、李白、白居易、蘇軾、王安石、黄庭堅、陸游などの錚々たる文人墨客が廬山を訪れるようになった。
また、東晋の画家「顧之」の『廬山図』は、中国絵画史上における山水画の名作中の名作であり、唐代の詩人「李白」は廬山に5度も訪れ、『廬山謠寄盧侍御虚舟』などの詩歌を残している。なかでも『望廬山瀑布』は、中国古典詩歌の典範ともなっている。
さらに、中国政界の要人らの避暑地でもある廬山で、1937年、蒋介石は抗日講話を発表し、日本軍との全面抗戦を開始した。また、中華人民共和国の成立後、毛沢東らは廬山を3度訪れ、中国共産党中央会議を開いた。その中でも1959年の廬山会議はあまりにも有名。広大な敷地内には、これらの文化・政治の中心であった建物や遺産が数多く展示されているが、その核となっているのは、やはり廬山の気候や自然だと思い、今回は自然を中心に徘徊してみることにした。
特に今回は、海抜1,436メートルの奇岩の峰「五老峰」を全て制覇した上で、落差155メートルの大きな滝「三畳泉」や「大口瀑布」を見る計画で訪れた。
結果、1日がかりで「含鄱口」→「大口瀑布」→「五老峰(1峰から5峰)」→「三畳泉」を全て自力で歩きぬいたが、さすがに最後はクタクタで、2日に分けることをお勧めしたい。また、雨の日の1峰から5峰は滑りやすく、黄色の線を超えると即、死が待っているため、特に注意したい。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 2日以上
- アクセス:
- 3.0
- 鉄道駅の九江からバスで登山口へ行けるが少々わかりにくい。
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- 入山料180元、園内フリーバス80元、大口瀑布別途25元、三畳泉は別途64元と全てが世界遺産価格
- 景観:
- 4.5
- 五老峰(海抜1,436メートル)側から見る最高峰の漢陽峰(海抜1,474メートル)が美しい
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 園内は広く、自然と文化遺産の両方が楽しめる
クチコミ投稿日:2012/05/15
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