100年の時を経て、いまだ荘厳な旧大和ホテル(大連賓館)は一見の価値あり
- 5.0
- 旅行時期:2011/06(約15年前)
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by kobusakuraさん(女性)
大連 クチコミ:39件
大連賓館のすぐそばに住んでいました。
大連賓館と言えば、およそ100年前に「大和ホテル」として建てられた歴史的遺産です。
当時、相当な資金をかけて作られたホテルだけあって、長い時を経た今でも衰えることなく、美しい建築美を眺めることができます。入口へと続くキャノピーも当時のままだとか。また建物全体も、洋風建築と和風のテイストを織り交ぜているので、外側からじっくり眺めるのも良いでしょう。ホテルの全体像は、目の前の「中山広場」から見ることができます。広場への出入り口のひとつは大連賓館に向かっています。
ホテルの様子は、客室へと続く廊下や階段はかなりうす暗く、夜一人で歩くのはチョット怖そう…という感じです。部屋はとてもコンパクトなサイズですが、クラシックなホテルらしい趣があります。(私は宿泊していません)
今は中国人経営のホテルとなっていますが、使い続けているからこそ建物も輝いて見えるのかもしれません。
宿泊客以外でもホテル内の見学を(有料・ガイド付き)させてくれるので、神殿造りの大広間や、かつて「溥儀」が宿泊したと言われる部屋など見るのも面白いでしょう。
ちなみにお隣の旅順にも「旧大和ホテル」があり、こちらは川島芳子が結婚式を挙げた場所なのですが、今となってはまるで安アパートの一室のような外観で、周囲には露店が並ぶせいで道路は薄汚れ、その落差に驚かされます。
この二つの「旧大和ホテル」を見くらべるのも、面白いかもしれませんね。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/02/11
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