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新村から3100番のバスなら直接行ける伝燈寺

  • 3.5
  • 旅行時期:2010/07(約14年前)
megmeguさん

by megmeguさん(女性)

カンファド クチコミ:3件

新村から出るバス3000番は江華バスターミナルが終点やけど、3100番は華道バスターミナルまで行くので摩尼山や伝燈寺に行きたい時は、このバスのほうが便利そう。もっとも1時間とか1時間半に1本ぐらいの本数。
3時発の3100番のバスに乗り、10分ほどのバス停 温水里(オンスリ)で降りる。運賃は1700W(約124円)。
これは郡内バスやのうて、中距離バスやから短い距離でも高くて倍ぐらいする。
バスの進むほうへ2、3分歩いて、交差点を右折。ゆるい坂を上っていくと、伝燈寺の看板があった。
右手が坂道、左は駐車場と階段の道になってる。
拝観料は2000W(約146円)払うて、伝燈寺(傳燈寺 ジョンドゥンサ)へ。
の三郎城(サムナンソン)の東門をくぐって、境内の中央にあるのが、大雄殿。
本堂にあたるみたいや。
これも韓国の「宝物」に指定されてる。日本やと重要文化財かな。
薬師殿と同じく、朝鮮中期の寄棟造(よせむねづくり)瓦屋根の木造建築。
軒反りがあって、今にも空に羽ばたいていきそうに見える。
お堂の中には、蓮の形の小さな提灯がずらっと吊るされてた。
中には、木造の釈迦、阿弥陀、薬師如来様がいはる。
内部の彫刻装飾も豪華やった。
多包様式の枡組みが屋根を支えてるんやけど、その四隅の軒下に裸婦の彫刻があるという。
よう見たら、なんやお猿さんか鬼のようなのが裸婦みたいや。
これには伝説がある。
当時国内でも有数の名棟梁が大雄殿の建造を指揮してた。門前町に用があって行った棟梁は、雨宿りをしていた居酒屋の軒先で、そこの女主人と出会い、彼女を愛するようになる。
棟梁はお金が入るたびに彼女に渡し、大雄殿が完成したら一緒に住む約束までしてた。
その日を指折り数えて楽しみにしていた棟梁。
完成も近いある日、居酒屋を訪ねると、彼女の姿は影も形もない。
女主人は、預けられたお金を全て持って、別の男と逃げてしまった。
失意の棟梁は、仕事が手につかず寝ることもままならなかったけど、なんとか工事を仕上げた。
出来上がってみると、軒下の4か所に裸の女性が屋根を支える彫刻が作られていた。
怒った棟梁が、大雄殿の重い屋根を支えさせてさらし者にする罰を与えたのだという。
逃げた女性が、過ちを悔い改めて正しく生きて欲しいという願いをこめているという見方もあるそうや。
私が見たのは、両手で支えてる裸婦やけど、右手だけで支えてるの、左手だけで支えてるの、帯をしてて両手で支えてるのと4か所とも違う形みたいや。
それにしても本堂に裸の女性を彫刻させてくれるとは、寛容なお寺さんや。
ほかの彫刻も独特の形。

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
2.0
人混みの少なさ:
4.0

クチコミ投稿日:2011/10/06

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