ポタラ宮には日本語が喋れる僧侶がいます。
- 5.0
- 旅行時期:2004/07(約21年前)
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by ゆきさん(女性)
拉薩 クチコミ:1件
未だ中国の支配下にあるチベットですが、
民族の自治独立の象徴として今も崇拝されているチベット仏教。
その中心となるポタラ宮ですが、今でもチベット民族の独立を願い続けています。
反乱や暴動を起こさせないように、またインドに亡命中のダライラマ14世との通信を防ぐ為宮殿内には中国政府の監視の名目で多数のカメラが設置されていて僧侶の多くは観光客と接することをしませんが、
ある部屋で出合った60過ぎの僧侶がお賽銭として日本人が置いていった日本のお札を見て悲しげに、チベットのお札はもう使えないと日本語で訴えてきました。
世界遺産として観光の中心であるポタラ宮ですが、今でも独立を望んでいるのでしょう。
そんな悲しい歴史背景を見学の際に垣間見た瞬間でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 観光の所要時間:
- 半日
クチコミ投稿日:2008/01/30
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