中欧・東欧の魅力をお願いします！

回答日：2007-07-03

ayanさん、こんにちは。

はじめまして。babyananです。
タイトル見て、気になってお返事しました。

今まで、スペインをはじめ南欧によく行かれているようですね！私も欧州が好きですが、まずは西欧から入りました。今では、中欧?東欧にはまっています。今年は初めてバルト三国にも足を踏み入れました。
西欧や南欧は観光客も多く、見所も多く、食べ物も美味しく･･･と挙げたらきりが無いでしょうね。
初めは、ありきたりかな？プラハの街の景色に憧れて中欧を訪れたのがきっかけです。レンガ色の屋根に弱いんです（笑）。古都を散策するのが大好きなので。建築物に興味があるとのことなので、その点は中欧?東欧でも充分に味わうことができると思います。また別の方も書いてましたが、音楽やオペラなどの芸術も楽しめると思います。日本よりも安く済むと思いますし、その雰囲気もじかに味わえますし☆
あと。コレも重なってしまいますが、歴史はとても興味深いです。こんなことを書きましたが、旅行するまではその国の首都もロクに知らないこともありましたが・汗
このあたりの歴史はとても複雑です。中欧・東欧に限ったことでは無いですが、民族・宗教・人種。私はこのあたりを旅行するようになってから歴史に興味を持つようになりました。それまではありえなかったくらいですからね・笑

旅の楽しみ方は人それぞれですが、冒頭に書かれていた『時間もお金も限られた人生、浅く広く知っておくことも大切ではないかとも思います。』には私も同感です！
他に比べて、あまり多くの人が訪れてないことがかえって探究心をそそりますね。

残念ながら、冬場はあまり旅行してないので詳しくは伝えられませんが、ぜひ行ってステキな思い出を作ってきて欲しいです。
ちょっと、ご希望の回答には及びませんでしたが。。

お互い、ステキな旅行をしましょうね♪

まだまだアップしてない旅行があるのですが、いくつか参考になれば。。。
よければ覗いてみてください。

babyanan

回答日：2007-06-14

東欧・中欧諸国については、私が一人旅した際の詳しい
レポートがありすので、次を参考にご覧ください。
それぞれの魅力が視覚的に分かると思います。

しかし、時期的に寒さが厳しい時期ですから、防寒対策
が必要です。

http://yasyas.web.infoseek.co.jp

【参考URL】http://yasyas.web.infoseek.co.jp

回答日：2007-06-14

ayanさん

こんばんわ。
私はayanさんと異なり、学生の頃から10年以上中東欧を舞台に勉強をしたり、旅をしたりしていましたが、この地域で何を目的に観光をされたいのかによって旅の仕方は大きく異なります。中東欧は欧州で最も国が多い地域であり、文化も多様性に飛んでいます。ですので、行く前に是非一度こうした文化や歴史を何かしらの本を読んで勉強していかれることをお勧めします。隣同士の国でも全く異なります。例えばポーランドはスラブのラテンと呼ばれるほど明るい国民性と世界で最も親日国といわれる程、日本人に敬意を持っている国です。もちろん表面的な観光では、彼らがどれほど親日であるのかなどなかなかみることはできませんが・・・。
　チェコは旧東欧の優等生と呼ばれ、ドイツ人の気質に大変よく似たスラブ系民族、スロバキアは粗野ですが情熱的な気質で、どちらかと言えばウクライナに近いです。ハンガリーはフィン・ウゴル系のマジャール人の国で、アップルパイはハンガリーが発祥と言われるほどケーキ文化が高い国です。
　あの小さなバルト三国ですら隣国通し全く文化が異なります。

もう一つ歴史を勉強して言って欲しいのは、中東欧は西欧のように単純な歴史を経過しているわけではありません。列強の狭間で戦争をモロに体験し、隣国通しの関係が決して良くない場合もあります。例えばハンガリーのマジャール人はルーマニアを決してよくは言いませんし、クロアチア人とセルビア人もお互いに良くは言いません。ですので何も知らず、関係の悪い国をうかつに褒めちぎったりすることは現地では非常識になることもあります。こうした繊細な歴史だからこそ、私は面白く感じます。


もし冬に行かれるのであれば、チェコ、ハンガリーであれば、安価なオペラ鑑賞、クラシック鑑賞、ミュージカル鑑賞をお勧めします。冬のシーズンは音楽のシーズンでもあります。私はこの時期に訪れると毎日のようにオペラやクラシックコンサートに行きます。殊にチェコはスメタナ、ドボルザークと言う大作曲家を輩出し、あのモーツアルトが悲惨なウィーンでの失敗を癒してくれたプラハの町をこよなく愛しました。そしてハンガリーはリスト、バルトーク、エルケルを輩出し、あのマーラーがオペラハウスの指揮者として活躍し、ハイドンが宮廷作曲家として活躍した場でもあります。音楽は中東欧からはきっても切り離すことができないものです。

冬に訪れても町の美しさを堪能できるのは、エストニアのタリン、ポーランドのクラクフ、チェコのプラハとチェスキー・クルムロフ、ハンガリーのブダペスト、そしてクロアチアのドブロヴニクが挙げられます。正直これらの町は西欧の町と比べても洗練度が高く、最も欧州らしい欧州が残された町だと私は確信しています。クラクフはその典型で、1978年世界遺産が設立され、１２件が登録されましたが、その中で欧州の有名な町を押さえ、世界で初めての町の世界遺産に登録されました。と言うことは如何に美しい町並みが残されているのかがわかります。

　プラハやチェスキー・クルムロフは余りに美しすぎて自分がおとぎの世界に迷い込んだような気分にもなります。もし機会があれば、是非是非訪れてください。