2018年に冬季オリンピックが開かれる予定のピョンチャン(平昌)という所にあります。標高が700メートル程だそうで、8月中旬に訪れたのですがエアコンも要らず涼しかったです。朝方は上着が欲しいくらいでした。
静江園(ジョンガンウォン)は韓国の食文化を体験できる所で、園内には宿泊施設の他、畑や、醤油や味噌の入った甕が並んでいたり、料理体験ができる調理室、資料室などがあります。
宿泊施設は 本館、新館、別館、韓屋があって、私たちが泊まったのは新館です。
新館の1階に食堂があり、2階以上が客室になっているようです。
この日宿泊したのは、私たちだけの様でした。
普通のホテルのようにフロントが有るわけではなく、食堂へ声をかけて鍵をもらいました。同行者が1年前に宿泊していたので良かったのですが、初めて個人で来たらどこが受付かわからず戸惑うかもしれません。
新館はオンドル部屋で、2人部屋でもとても広くて綺麗でした。
ベランダも一部屋有りそうなくらい広いです。
近くを大きな川が流れていて、窓を閉めていても川の音が聞こえましたよ。
夏に避暑地として行くと良いところだと思います。
10月に行った人たちはすでに寒かったと言っていました。
バスルームは 白を基調にして綺麗でしたが、浴槽は無くて
シャワーとトイレの間に仕切りやシャワーカーテンも無いので、
床が濡れてしまうのが気になります。
8月でもシャワーを浴びていると少し寒く感じましたので、他の季節だと浴槽が無いのは辛いかもしれないと思いました。
ここは食文化体験館と言うだけあって、夕食と朝食の2食、韓定食が付いています。
2食付で1万Wなのでお値打ちだと思います。
盛り付け方や配膳の仕方がとても上品で、お食事がとても良かったです。
カメラの電池切れで、食事の写真が無いのが残念なのですが…。
食堂のすぐ前が 味噌などが入れてある甕置き場。
甕がすごく沢山有って 圧巻です。
敷地はとても広くて、畑やかまどが有ったり、敷地の奥には小鳥小屋が有ったり、博物館、調理体験ができる調理室などもあります。
朝食前に散策して来ました。
少し寒かったですが、自然豊かな所で気持ちが良かったです
アクセスは、平昌バスターミナルから車で10分くらい。
私たちは1日観光で運転手付きの車を手配していたので その方に連れて行ってもらいました。自力で行くのは少々難しいと思うので、ツアーなどで訪れるのが良いかもしれません。
予約は電話のみの様です。韓国語教室の先生が電話をして予約をしてくれました。
ネット予約ができるようになると良いと思います。
日本語は通じませんが、私たちの拙い韓国語を一生懸命聞き取ってくれてボディランゲージも含めてコミュニケーションはなんとかなりました。
気持ちの良いおもてなしをしていただいたと思います。
ドラマ食客のロケ地になったところでもあるそうです。