エントランスロビーは、クラシックホテルらしく素晴らしいです。(日本のホテルには、もう存在しない重厚感があります)フロント、ホテルスタッフ、ホテルタクシー、などのソフト面は申し分無い対応。セキュリティも麻薬犬も居て安心です。
ゲストルームは、スーペリアDXに宿泊。追加料金にてアップグレードを希望したが、予約ルートとの契約で出来ないとの事。もう少し融通性があっても良いかも。(空室はあった様子)
部屋は古さは感じるが、メンテナンスの努力が見えます。床は本当のウッド床でピカピカに磨いてあった。
トイレとバスルームは別。シャワーは、バスタブに附属。トイレにTOTOの電動式ではない「Ecoウォッシュレット」と言う、水だけが出るウォッシュレットがあった。南国ならではの、TOTO製品みたいです。初めて見ました。ベットはGood!クラシックホテルらしいフカフカスプリング。
メインダイニング「シャンパンルーム」は、噂通り雰囲気も良く、とっても美味。フレンチ&イタリアンの複合メニューで、セットディナーでもP2000以下。
アラカルトでフルコース注文しても、1人P2000を超えません。ホテルのディナーと思えば安いのでしょう。
但し、ピアノ&弦楽四重奏の生演奏が駄目。バイオリン奏者3名の内2名が超下手くそ。ピアノ、バイオリン1名、コントラバスの3名で演奏すれば良いのに、バイオリン2名が音を外しまくり。小学校の音楽会よりひどかった。自分達でも認識しているらしく、上手なバイオリン奏者は余りに音が外れるので笑っていた。
私も思わず苦笑、だから近くに寄って来なかった。(恥ずかしかったらしい)下手な演奏だと、食事も不味く感じるように錯覚する事を初めて経験。
そんな演奏でも韓国人グループは、喜んで聞いていた。寄ってきたらリクエストもして、チップも払っていた。少し不思議。
部屋にあったホテルの冊子に歴史的著名人の宿泊履歴が紹介されていました。一度は泊まっても良いが、一度で充分です。伝統を残しつつ将来リニューアルしたら、また行くかも。良いホテルではありますが、比較すると、マカティ地区のホテルやフィリピンプラザHの方がお値打ち度は上。
立地的にイントラムロス観光には近くて便利です。