ハンガリー滞在中、最後の2泊に選びました。
公式サイトで予約。「14日前までに予約、キャンセル・変更は一切不可能」という条件の下、王宮とドナウ川が見える部屋で、約2万5千円です(朝食なし)。
部屋は狭く、特にバスルームの狭さ及び造りといったら・・・王宮&ドナウ川に面した部屋の中では、最低価格だからなのでしょうか。
おまけにバスルームに入ったとたん、プーンと台拭きのようなニオイがしました。ニオイの主は、ペラペラのシャワーカーテンです。
蛇口もまるで昔の日本の公衆トイレのようで、かなり興ざめ。
とても5つ星ホテルとは思えない内容です(悪口ばかり書いてしまいましたが、清潔です)。
しかし、とにかく眺めの良さがそれらを払拭させてくれました。それほどまでに、素晴らしい眺望なのです。
特に、朝日に照らされた王宮がドナウ川に映る様は、旅行中の景色の中で1番美しかったといえます。
カーテンを開けっ放しにして眠り、5時ごろ目覚ましをかけたら、オレンジ系の眺めがドドーンと目に飛び込んできました。
本当に美しかったです。
ちなみに、王宮や橋などの夜の照明は1時ぐらいに落ちました。
米系のホテルは布団に力を入れているようですが、ここもご多分にもれず、フカフカでした。
予約時のリクエストどおり、ベッドはキングサイズ。とは言うものの、チェックイン時に「ツインかキング」か聞かれましたが。
「キング」と答えたら、「えっ?」という顔をされました。「日本人はツイン」と聞いたことがありますが、そんな噂がハンガリーにまで届いているのでしょうか。
スタッフの対応はまちまちです。
観光客慣れして手を抜いているのか、共産主義の名残でサービス精神が希薄なのか・・・
たまたまなのか、チェックインした時のレセプションの人はぶっきらぼう。
ベルマン数人は、いつもおしゃべりをしています。たまぁに「グッド・アフタヌーン」なんて声をかけてくれる人もいましたが。
「そんなに暇なんじゃ、ドアを開けてくれればいいのになぁ」と思いつつ、「まぁ彼らはドアマンじゃないしなぁ」と思い直すのでした。
ただし、コンシアージュの若い女性は常にとても対応が良かったです。朝食のバフェを食べたレストランのお兄さんたちもグッドでした。
朝食はテラスを選びました。
ちょっと風があったのと日陰だったのでやや肌寒かったですが、ドナウ川に面したテラスで朝食を頂けたのは、やはりホテルのロケーションのおかげです。
朝食は、サービス料20%込みで2人で約9千円。
ここでも目の前で、6種類から具が選べるオムレツを作ってくれます。メリディアンよりも形が整っていますが、それでもまだグチャ系で笑えました。
総体的にパンがまずいハンガリーにあって(グンデルすら酷かった・・・)、メリディアン、インターコンチ共にパンが美味しかったのが印象的です。
食べ終える頃、様々なグループがたくさんやってきました。ガヤガヤしていて、なんだかファミレスにいるような気分・・・
こんな感じで、インターコンチは肩肘張らないホテルです。子供連れのお客さんもたくさんいました。
『追記』
バスローブ、結構フカフカ系のスリッパ、歯ブラシとクシ、ゴム&シャワーキャップ、コットン、めんぼうがありました。
日本人を含むビジネスマンが多いんだろうなぁと思われるふしが随所に見られます。そして、その人たちは1人で利用しているんだろうなぁと。メリディアンに続き、ここでもバスローブが1つしかありませんでしたし。
また、TVジャパン(NHKのプログラム)が見られますので、日本人宿泊者数の多さがわかります。
またブダペストにくることがあったら、何泊かはドナウと王宮の見える部屋に泊まろうと思っています。