陰陽道の安倍晴明神社 - 住吉・平野 のクチコミ
陰陽道の安倍晴明神社
- さすらいおじさんさん
- 男性 / 住吉・平野のクチコミ : 25件
- 旅行時期 : 2010/04(約16年前)
阿倍王子神社(あべおうじじんじゃ)は大阪市阿倍野区にある神社で熊野神社の分霊社である九十九王子の一つとされるている。
仁徳天皇(にんとくてんのう257?399年)が夢で熊野三山の使いである三本足のカラスを見たとこと、阿倍島(古代は阿倍野に島があったそうだ)で三本足のカラスをみつけたことで特別の地になったことが阿倍王子神社の起源といわれている。後鳥羽天皇(ごとばてんのう1180?1239年)が熊野御幸をした時は4番目の九十九王子だったが、戦国時代以降の戦乱で多くの王子が焼失したため、安土桃山時代には2番目の王子となり、現在は現存している王子の中で1番目で大阪府内の九十九王子社で唯一現存している王子とのこと。
安倍晴明神社(あべせいめいじんじゃ)は、安倍王子神社の近くに鎮座する安倍王子神社境外社で創建は1007年といわれている。祭神の安倍 晴明(あべ の せいめい921?1005年)はこの地で生まれたといわれ境内には産湯の井戸がある。
安倍 晴明は、平安時代の最も有名な陰陽師の1人で、鎌倉時代から明治時代初めまで陰陽寮を統括した安倍氏(土御門家)の祖とされている。
幼少の頃、陰陽師賀茂忠行(かも の ただゆき、生没年不詳?960年頃)に陰陽道を学び、天文道を伝授されたとされている。
960年天文博士から天文道を学ぶ学生の職であった晴明は村上天皇(むらかみてんのう926?967年) の命で行った占いが認められ天文博士に任ぜられた。
その後も花山天皇(かざんてんのう968?1008年)、一条天皇(いちじょう てんのう980?1011年)、藤原道長(ふじわらのみちなが966?1027年)など時の権力者の信頼を集めている。
陰陽師として名声を極めた晴明は、天文道で培った計算能力をかわれて安倍氏は賀茂氏と並ぶ陰陽道の家としての地位を確立した。
平安時代では、最先端の学問であった「天文道」や占いなどを、体系的な陰陽道としてまとめたことで卓越した陰陽師といわれ、事跡は神秘化されて数多くの伝説的逸話を生んでいる。
晴明が死んだ11世紀に早くも晴明は神秘化され歴史物語の『大鏡』や説話集の『今昔物語』『宇治拾遺物語』『十訓抄』に神秘的な逸話が登場している。現代も映画、ドラマ、小説、漫画など晴明はしばしば登場する不思議な魅力を持った人物だ。
安倍晴明神社---http://event.jr-odekake.net/spot/7034.html
日本の旅 関西を歩く 大阪、陰陽道の安倍晴明神社周辺:http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10457934/
(写真は安倍晴明神社)
- 同行者
- 家族旅行
- アクセス :
- 3.5
- 大阪環状線「天王寺駅」から阪堺電気軌道「東天下茶屋駅」?東南へ徒歩5分
- 人混みの少なさ :
- 4.0
- 見ごたえ :
- 3.5
- バリアフリー :
- 3.0
- 話題性 :
- 評価なし
- 安倍 平安時代の最も有名な陰陽師安倍晴明はこの地で生まれたといわれ境内には産湯の井戸がある。
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