大阪城の麓に割拠したプロ野球の砦 - 大阪城・京橋 のクチコミ
大阪城の麓に割拠したプロ野球の砦
- 経堂薫さん
- 男性 / 大阪城・京橋のクチコミ : 2件
- 旅行時期 : 2014/06(約12年前)
森ノ宮駅から阪神高速道の下を歩くこと5分。
大阪城公園の反対側に、再開発が進む広大な敷地が広がります。
ここには、かつて日本生命が保有していた野球場がありました。
通称「日生球場」は1970年代、近鉄バファローズが本拠地の藤井寺球場でナイターが開催できない状態にあったので、ナイターに限り準本拠地的に使用していました。
本来アマチュア野球用の球場であり、プロが使う分には物足りない部分もあったのですが。
1984年に藤井寺球場でナイターが開催できるようになったので、日生球場でプロの試合は激減。
その後もアマチュア野球を中心に使用されてきましたが、大阪ドームが開業した1997年。
まるでバトンタッチするかのように、日生球場は老朽化のため閉鎖されました。
以降、球場跡の敷地は長らく放ったらかしにされてきましたが、この程ようやく跡地の利用法が決定。
スーパーのライフと家電量販店のエディオン、東急スポーツクラブが出店の予定だそう。
同地に日生球場が存在したことを示すモニュメントなどは一切ありません。
駅から続く歩道に敷かれたパネルに刻まれる野球場のデザインだけが、その存在を主張しているかのようです。
- 同行者
- 一人旅
- アクセス :
- 5.0
- 人混みの少なさ :
- 2.5
- 見ごたえ :
- 2.5
- バリアフリー :
- 評価なし
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