国立新美術館「スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション」 - 麻布 のクチコミ
国立新美術館「スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション」
- DDさん
- 男性 / 麻布のクチコミ : 1件
- 旅行時期 : 2007/06(約19年前)
建築とファッションを同時に取り上げ、それらの共通性を取り上げた展覧会。
建築とファッションのコラボレーションというよりかは、あるテーマに沿って建築作品・ファッションジャンルの作品を展示しているという感じでしたが、結構刺激的な作品が多かったです。
中でも印象に残っているのは、次の2作品。
ディラー・スコフィディオ+レンフロ「バッド・プレス」は、白いシャツをアイロンの仕立て方を工夫することによって作られた作品。シャツをアイロンでかけるのはフツーですが、アイロンのかけ方や折り目を変えるだけで、同じシャツでもまったく異なるものになってしまう。
テス・ギバーソン「Structure1」は、女性が服を脱いでいき、用意されているたくさんの棒"Structure"に引っ掛け、天井や壁を作っていき、空間を作ってしまうという作品。これも服を脱ぐという日常の行動を少しだけ変化させることで生み出される面白さです。
他にも伊東豊雄さん「台中メトロポリタン・オペラハウス」なんかは、2005年末にコンペで決まったそうなのですが全く知りませんでした。床が壁になり天井になる。非常に複雑な構成ですが、ワクワクする作品です。完成が楽しみ・・・なのですが本当に完成するのでしょうか?という心配も。
久しぶりに建築の展覧会に参加して、たくさんの刺激をもらいました。
- アクセス :
- 5.0
- コストパフォーマンス :
- 4.0
- 人混みの少なさ :
- 4.0
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