大観荘探訪記（年末旅行２００６）

大島大橋を渡って右折してすぐのところに、今宵のお宿がありました。

大観荘です。

チェックイン済ませてお部屋に。３１０号室。
建物は開業当初からと平成９年だか１０年だかに建て増した部分とがあるそうで、新しい方でした。

行く道すがらあった大観荘の看板には、どれも露天風呂付部屋の新設が載ってました。
最上階かなと思ったら、大浴場のある１階の部屋のようで、ホテルの人に聞いたらちゃんと温泉給湯なようでした。

客室５階建ての３階、高さはそんなに無くても、眺めはいいです。
全室オーシャンビューだそうです。

ちなみに、下に写ってる屋根は、大浴場の露天風呂。
ほとんど真上なので、お風呂からの眺めとほぼ一緒でした。

瀬戸の渦潮・・・まではいかなかったけど、潮の流れが違うのが、はっきり見てとれました。

夕日がきれいでした♪

洗面台にうがい液が置いてあるのは、初めてなような。
これは、やっぱりホテルの特色を生かしてなのかなあ？

周防大島はみかんで有名なので、タオルもみかん柄。

お部屋にもお風呂はあるけど、やっぱり大浴場。
タオル抱えて入りに行きましょう。

ここの大浴場は、「えん歌風呂」。

周防大島出身の作詞家、星野哲郎さんと縁があるとかで、大浴場前に色々展示がされています。
ちなみに、「えん歌風呂」の命名も星野哲郎さんだそうです。

この日は満室（正月３日までずっとだったようです）でしたが、しつこく大浴場に通えば撮るチャンスはあります。
結構お断りいれながらの写真もありますが^^;
男風呂の方では、露天で写真撮りまくってた人がいたようですが（旦那談）、女性用でそれやると顰蹙ものですからねえ。

入っている間中、演歌が流れています。
演歌が流れているはずなんですが、朝方入った時に流れてた曲のサビがどう聞いても「ヤンバルクイナ」って歌ってたようなんですが、あれは一体なんだったんだろう・・・

露天風呂です。

海を見ながらの露天は爽快です。
ただ、この海、ちょうど四国へ行くオレンジラインや漁船の航路なので、頻繁に船が通っていくんですが・・・まあ、そう見えるものでもないか・・・

えん歌風呂の最大の特色。
露天風呂でカラオケ出来ます。
誰も使ってませんでした^^;

ちなみに、朝風呂（６時から）に行ったら、撤去されていました。
さすがに人が寝てる時間帯のカラオケは遠慮してもらうようです。

夕食は部屋食でした。
フグ付きプランを選んだんですが、肝心のフグ刺しとフグの唐揚げはちょっと控えめ。
でも、これだけ出てきてますから文句は付けようがないです。
（というか、かなり格安プランだったのでした）

もしかしたら、みかん鍋でるかな？、と思ったけど普通。
つみれだけは、同じみかん入りツミレということでした。
ふんわり甘くておいしかったです。

ちなみに、鍋のエビは最初はいませんでした。
車海老の踊り食いとして生きたのがタライに入れられ出てきましたが、そういうのが苦手なので、鍋に放りこんじゃったのでした。
こっちの方が残酷だったかなあ・・・

売り出し中の周防大島みかん鍋はこんな感じ。
年末のＴＶ番組（旅サラダだったか？）でも紹介されていたのでした。

最初にテーブルに並んでたのだけでも充分だったのに、さらにこんなのが。

鯛の塩竃焼でした。
鯛の皮が厚いせいか、全然塩味効いてませんが、身は蒸し焼き状態で柔らかかったのでした。

しかし、二人でこの量は多すぎ^^;

初めて食べた（多分）、瀬戸貝。
鯛も瀬戸貝もこのあたりの名産品です。

締めのデザート。

奥で写っているウーロン茶はサービス品。
実は出し忘れてたと、デザートとお刺身が一緒に出されたもので、そのお詫び。
こちらは、てっきりノロウィルス対策で、刺身が塩竃焼になったのかと思ってたのでした。

たくさん食べたので、腹ごなしにぶらぶら。
ロビーはお正月モード。
獅子舞がいます。
獅子に噛まれたら無病息災なんですよね、たしか。

２００７年も元気に旅行できますように。

柳井の金魚提灯（売り物）

翌朝。
朝食バイキング、７時半からは遅いなあ、と行ってみたら、誰も来てません。
食べ終わる頃に、ようやく人が来始めたのでした。

主に和食中心のバイキング。

この辺りの名物、茶がゆもありました。
ほうじ茶で煮てあります。
味はあんまり無くって、御漬物とかと一緒に食べるといいんだそうです。

朝食〜
刺身のタコとオレンジジュースのようで実はみかんジュースは、この辺りの特産なのでした。

瀬戸内の海と食を堪能したのでした。