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衆議院憲政記念館

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とりわけ面白いのは発行されている憲政だより「時計塔」

  • 5.0
  • 旅行時期:2023/03(約3年前)
ごーふぁーさん

by ごーふぁーさん(非公開)

霞ヶ関・永田町 クチコミ:10件

現在は永田町 国会図書館横にある 憲政記念館

国会の運営や日本の議会政治の歴史を学べる有益な資料施設。元の施設は建替え中につき、現在は仮設施設だがそれでも立派な展示。解説映像や議場内の様子、各種機器など興味深い。
とりわけ面白いのは発行されている憲政だより「時計塔」。

まずは、衆議院事務局の事務員の方の記事。
終戦直後の採用で学校に通いながら勤務し、衆議院に入って 46 年、14 歳からの勤続なので生き字引状態、怖いものなしで議員からも頼られていた。
当時は大らかで職員も議員も分け隔てなかったようだ。

そして、国会議事堂内で寝泊まりをし、我が家のように利用していた様が続く。中でも議事堂中央塔の上階ひろばでは職員たちが社交ダンスに興じていたとの記述まである。
興味深いのは強行採決のお話。昔は強行採決も多く、その際には必ず乱闘になっていたそうだ。

-乱闘をしかける野党側の議員が万年筆とか手帳とかを全部我々に預けに来る。ああ、これは始まるなというのがすぐわかる
-与野党もあうんの呼吸で乱闘になり、わざと安い背広を着てきて、袖が切れたとかなんかいって
-突然の乱闘というのは余り記憶にない。とにかく、乱闘はしょっちゅうやっていました

ロッキード事件での児玉誉士夫の臨床尋問の裏話も本当に面白かった。
長期連載だった速記士の話も興味深い。速記士養成所の廃止や音声自動認識システムの導入など普段では聞けない話で生きた議会政治史である。
所蔵資料管理の杜撰さの声もあるよう、面白話溢れる資料施設なので事実ならもったいない。


施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
4.0
コストパフォーマンス:
4.5
人混みの少なさ:
2.0
展示内容:
4.5

クチコミ投稿日:2023/03/06

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