雲ひとつない晴天の日曜日は実に"ほたて日和"でした

4.0
旅行時期：2023/02（約3年前）

秋葉原クチコミ：1件

特製帆立の昆布水つけ麺黒〈醤油〉1400円

秋葉原に昨年12月にオープンしたばかりの「Tokyo Style Noodle ほたて日和」さん
記帳開始の10時40分には20〜25人ほどの並びに！

店内は8席の店舗なので、最初の8人は11時に入店開始ということで、食券を購入し、お店の対面で少し待っていました。
待っている間、店員さんが英語対応をスマートにこなされていて、ホスピタリティの高さが伺えます！

さぁ、いよいよ開店！
ではでは気持ちよく1番で入らせていただきます！

店主さんが丁寧に一人一人挨拶されていて、お店の空気感がとても良いなぁと感じながら待っていると、程なくつけ麺が到着です！！

美しい！！！

麺、つけ汁、薬味(鰹塩、わさび、ディル)。まずはそれぞれの器からこのつけ麺へのこだわりがひしひしと感じます！(ラーメンにディルとは珍しいですよね)
店主さんが食べ方の説明をしてくれます。
まずはホタテのカルパッチョからとこと！

ラーメン屋でスープより麺より先に"ホタテ"を食べる日が来るなんて、あの日の僕は想像だにしなかっただろう。(どの日だよ)

しかし、これが！とても美味！！
まずホタテそのものの美味しさを味わってもらってもらいたいという素材への自信の表れと、この後のつけ麺への期待感を膨らませるという計画された食べ順じゃぁないんですか！？

次は麺を軽く昆布水に絡ませてすすります。
全粒粉をつかった香りのよい麺！(三河屋製麺産)昆布水の程よい塩味(えんみ)でそのままでもとってもおいしい！
昆布水自体も粘りが強すぎず、サラッと目だったので私の好きなタイプ(*^^*)

鰹塩をかけると、さらに塩味が増して、これはハマってしまいそう。
さらにさらに！わさびとディルを絡ませると、麺がお刺身感覚で楽しめちゃうのです！

"つけ麺"として食べる前に麺がなくなってしまいそうな感覚になりましが、いよいよつけ汁へ！

やさしくも深みのあるスープと麺が適度に絡み合う！これは旨みを感じざるをえません！！
黒は醤油味とのことですが、全くとがったところがなく、ダシ感を感じやすくするために使っているくらいの感覚です。

お次はトリュフオイルをかけて麺だけで！
これまた違った香りで、まるで味変の欲張りセット！鰹塩とわさびも絡めつつまたまた麺だけでけっこう食べてしまいました！

つけ汁に入ったワンタンや、ここにまで入っている小ぶりのホタテも抜かりなくおいしい！
何のわんたんとか考えるまもなくさらっと食べちゃいましたよ。。(´ｰ｀)
麺の上に乗ったトッピングたちもつけダレに合わせたり、はたまた鰹塩やわさびと合わせて食べてみたりと、終始飽きのこない仕様です！
時折、麺をまた鰹塩とわさびだけで食べてみたりとしていると、つけ麺の弱点である、冷めることでのスープの劣化を大きく感じることなく麺を完食！

麺を食べ終わりそうな様子を見て、お声がけするまでもなく、スープ割りを出して下さいました！(終始ホスピタリティの高さに感動です！)
まずは、スープに割らずにそのままとのことで一口飲んでみます。
こちらもやさしいスープ！！
しかし手抜き感が全くないスープ！
締めのために作られたというのが分かるスープです！
つけ汁と合わせると深みの中の優しさが増しサラッとお茶漬け感覚で飲み干してしまちそうです！

ということで、あとは鰹塩を少し混ぜて塩味を足してみたり、わさびなんかも遊び心で入れてみたりとして、終始楽しみながら飲み干してしまいました♪
個人的にですが、スープ割りの扱いについては過去一と言っても過言ではないかもしれないですよ！
というか、スープ割りが月替わりなんて、どこまで手を込んでらっしゃるんだ！？

ラーメンが1000円を超えて高いと思われる方もいるかもしれませんが、ここまで手を尽くしていただいてこの価格は安すぎるとしか思えないですよ！！
原価は大丈夫なのだろうか…と心配になるほどのクオリティで終始満足で今日も当然の完食です！

それにしても、いろんな面で目を見張るところばかりのお店さんでした！
こんなお店が増えたら凄い嬉しいですよね♪