日本初の飛行場と言う由緒ある立地、戦前の同地には航空参考館と言う東洋一の航空博物館があった
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- 旅行時期:2022/10(約2年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
所沢 クチコミ:1件
1911年に開設された日本初の飛行場と言う由緒ある立地に所沢航空発祥記念館はある。ちなみに欧州の飛行場も1909年に相次いで完成していることから、所沢飛行場はけっして遅いスタートではない。そして、開港と同時にフランス製複葉機が初飛行する。この日は4月5日と桜の時期と重なり、見物客が押しかけ、屋台まで出るお祭り騒ぎだったと言う。
滑走路は400m、芋畑だったので砂利を敷きローラーをかけ、牧草のクローバーの種をまいたとパネル解説にある。なるほど、草原から複葉機が飛び立つシーンがあるが、あの草の下には砂利も敷いてあったのだと知った。当初はフランス製とドイツ製の飛行機4機があり、続いて早くも同年5月には国産機も完成し初飛行をする。
同地では1919年には陸軍によって航空学校が設立され、多くの操縦士を輩出した。その後、戦争でこれらの組織は統廃合され、最終的に飛行場としての役目を終え、戦後は米軍基地となる。
尚、戦前の同地には航空参考館と言う東洋一の航空博物館があった。第1次世界大戦時にドイツから押収した鉄骨倉庫をここに移築し南倉庫と名づけ、その一部を展示室としたらしい。往時は92式重爆撃機やJu87 急降下爆撃機まで展示されていたという。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/tokyo-aviation-museum/
- 施設の満足度
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5.0
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
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- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2022/10/24
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