旧石器時代の石器加工場の跡か

5.0
旅行時期：2022/01（約4年前）

by K.Tomyさん（男性）

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平成の初めに道路整備のための発掘調査から大型の住居状の跡と多量な黒耀石などの石器が発掘され、近隣の古墳とともに保存、移転復元展示、および学習活動拠点施設が整備されていている。学芸員は居ないが、週末は熱心なボランティアが解説を行なっている。
住居状の跡は１箇所だけ見つかっているが、近隣も調査すれば大規模な集落跡がみつかる可能性がありそうだ。
旧石器時代の深い地層の調査は一般的ではないようで、以前は畑だった近隣が住宅地となった際には旧石器時代の地層の発掘調査はされなかったようで、岩宿遺跡、三内丸山遺跡などのような位置付けには至っていないが、相模川流域や日本列島の成り立ちを学ぶ現場として貴重である。