値段に見合わない
- 1.5
- 旅行時期:2021/12(約4年前)
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by 名古屋まねき鯉さん(男性)
金山・熱田 クチコミ:24件
ユニモールに開店して以来人気を博している干物を全面に押し出した飲食店。昼は定食、夜は居酒屋スタイル。
立地と店のイメージから想像出来る通り値段は強気。ショーケース内から好きな干物を選び定食セットにする流れだが干物はいずれも強気な値段だし定食も小鉢を増やす度にもちろん高くなる。
今回は様子を見るために一番安い塩トロサバハーフ400円に小鉢がひとつだけ選べる定食Aセット350円の組み合わせ。小鉢はロールキャベツにしてみた。なお税別。
座席に座るとサーモンのカマ200円とか書いてあるのでそれを追加。合計950円の税別。金目鯛やホッケとか選ぶと一気に1300円突破コースなのでこのお店では安価な組み合わせ。1000円で済ませるためにはトロサバかアジの二択になる。果たして質はどうだろうか。
店内は当然賑わっているが案の定女性と年配層が多い。お店の造りも和風だしヘルシーとまでは行かなくても魚をウリにした店はやはりヒットする。みんな肉やジャンクフードばかりな外食に飽き飽きしてるからね。干物はいい目の付け所だと思う。
運ばれて来た御膳は小鉢一つだけのAセットなのだが意外と豪華。しかし副菜の内容がチープ。選んだロールキャベツは全然煮えてなくて味が染みてない代物だし漬物と味噌汁も最低レベル。
イオンノリタケの君ハンといいなぜ味噌汁を軽視するのか理解に苦しむ。なめこでも大根でも何でも良いからぶち込んで煮るだけなのに。そこまで手間とコストかかるかな?
ご飯と味噌汁おかわり自由と言われても100均の味噌汁以下の物をわざわざ二杯飲むやついないよね。一口飲んで残した。それなりに質を謳う店ならせめて手作りにすべき。
後気になる点をいくつか挙げると茶碗に米粒が付いたまま。お茶漬けの案内札が逆さまに置いてある。添えてあるレモンが小さすぎて絞る時に手がベタベタになる、というかまともに絞れない。全て写真の通り。随所にコストダウンの弊害が見え隠れする。
さて肝心の魚はどうか?一番安い400円で選べるトロ鯖はハーフでも十分大きく身も多くさほど貧相感はない。あえていうと焼き方が少し足りないため中身が蒸し焼きのような味わいになり干物の風味が活かされていない。
この辺りは好みもあるし必ずしもマイナスポイントではないが鯖はこんがり焼いた方が好き。これは200円で追加したサーモンのカマも同じでもう少しこんがり焼いてくれたら風味も上がるかなと感じた。
お茶水コーヒーはサーバーでセルフ飲み放題。つまりインスタントなのでコーヒーは不味くて飲めない。魚をウリにする店ならお茶くらいやかんで入れてほしいかな。
まとめると立地と店の経営方針上強気な価格設定な割にチープな面が目立つ。全てにこだわりがない。それなりのお金を払うのならば食べ終わった後にあぁ美味しい食事だったと感じさせて欲しい。
ランチタイムに干物を食べたければ同じチェーン店でも柳橋の貝しぐれや国際センターの美味しい魚が食べたくての方が遥かにコストに見合う美味しい魚を出してくれる。ご飯や味噌汁副菜も含めて全然違う。料理に対して真面目だから。後は路地裏の個人店。
ユニモールで今すぐどうしても魚じゃないと無理という人でなければ入る価値はないだろう。
- 施設の満足度
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1.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 1,500円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 1.5
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 3.0
- 料理・味:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/12/15
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