農林水産省の社食、美味しくないわけがない。
- 4.0
- 旅行時期:2021/12(約3年前)
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by beanbagさん(男性)
霞ヶ関・永田町 クチコミ:1件
霞ヶ関駅A5出口を出た少し先、農林水産省が入る中央合同庁舎第1号館、北別館にあります。このお店のある区画は入館証のない一般人も入れます。ただし、「建物内撮影禁止」と掲示があったので、料理以外の写真は自粛しました。
20代の頃、虎ノ門で仕事をしたことがあり、当時から『農林省(当時)の食堂は美味しい』と評判でしたが、あいにく訪れる機会がなく、およそ半世紀ぶりのリベンジです。
セットメニュー(カレーセット、丼セット、御膳セット)と単品をチョイスできるカフェテリアの2つのコーナーがあり、同時に両方利用することも可能です。カフェテリアのメニューは豊富で選ぶのに目移りします。セットメニューにはメインの他、サラダなどの副菜、味噌汁、ご飯(+20円で雑穀米に変更可能)が付いてきます。私は「イワシ鯨ステーキ膳」に単品で「揚げ出汁豆腐」と「茄子の揚げ浸し」をチョイス、「雑穀ご飯(中)」にしてもらって全部で1,350円。リーズナブルです。
私くらいの年代は、小学校の給食で不味いクジラ肉がよく出てきてあまり良い思い出はありませんが、当店のイワシ鯨はそれとは全く異なります。柔らかくて臭みがなく、ヘタなローストビーフよりずっと美味しい。良い意味で予想を裏切ります。
揚げ出汁豆腐、茄子の揚げ浸しは凝った料理ではなく、ごく普通の家庭料理ですが、ナチュラルな味付けで素直に美味しい。食料自給率向上を目指し、国産素材にこだわったメニュー、さすが日本の食の中枢を担う農林水産省と感動モノです。
基本セルフサービスのお店ですが、営業開始11:30の直前に一番乗りで入店したので、店頭のお姉さんがメニューや注文の仕方を懇切に教えてくれ、単品の揚げ出汁豆腐や茄子の揚げ浸しも温めてくれてホスピタリティは意外に良好です。一人客が目立ち、ビジネスマン・ビジネスウーマンが次々と来店し、ひとりご飯を楽しんでいる様子は他のレストランでは見られない珍しい光景かもしれません。
霞ヶ関周辺でコスパ良好な美味しいランチを食べるなら、文句なくオススメです。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 1,500円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 3.5
クチコミ投稿日:2021/12/08
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