奥多摩湖から奥多摩駅までを結ぶ、青梅街道の旧道。一部に登山道的なコースもあるので、全線踏破は体力と相談しましょう。

4.0
旅行時期：2021/11（約4年前）

by 温味楽さん（男性）

奥多摩クチコミ：7件

奥多摩湖に訪問した後、紅葉が見ごろなむかし道を歩いて奥多摩駅に向かいました。むかし道は一応奥多摩湖への入口にあたる「水根」からあるのですが、そこから中山トンネルの奥多摩口付近までは結構な山道で歩くのが大変…（小学生の頃に父と踏破してます）ということで今回はそこをスルーして、中山トンネルの奥多摩口前にあるバス停「中山」までバスに乗車。そこからむかし道へ入ることにしました。

中山バス停からは奥多摩湖方面へ向かうバス停脇から下に続く道を行き、突き当りを右折。すると見えてくる「西久保トンネル」を抜けると水根から続く「むかし道」と合流し、その先で道が切り返して多摩川沿いに進んでいきます。

今回訪れた11月中旬では、ダム湖に近い方が紅葉の見ごろ。真っ赤に輝くもみじの紅葉が、とても綺麗で癒されました～
むかし道の道中には「ネオレスト」が付いている綺麗な公衆トイレがあるなど、かなり整備が行き届いている印象です。が、ベンチスペースが殆どなく、トイレ脇の地面にやむなく腰掛ける場面がありました。この点は個人的に気になりました。

とは言え東京にあるとは思えない、2人までしか渡れず大きく揺れる本格的な吊り橋があったり、豊かな大自然の中をひた歩く沿道の景色はとても魅力的で、訪れる価値があると思います。

多くの区間で現青梅街道と平行している為、体力次第でバスに逃げることが容易なのもまた、むかし道のポイントでしょう。