火の用心！

4.0
旅行時期：2021/05（約5年前）

by Lillyさん（女性）

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若松町に根付く八兵衛稲荷神社。
こちらの由緒書も原町の寶禄稲荷に近い昔話風になっています。
小さな子供にも説明しやすいですよ。

昔若松町に住んでいた八兵衛さんがお祀りされています。
不注意で火事を起こしてしまったことを悔いて日夜町内を「火の用心」と廻り歩いたという話。
その後、町内の火事は減ったそうです。
その功績が讃えられ八兵衛さん亡き後、徳川家から正一位を贈られこちらの御祭神となりました。
防火の神とされています。

江戸時代はものすごく火事が多かったので、東京には火除け・防火の寺社が多いように思います。
そして江戸時代は火事を起こした人に対して厳しい刑罰がありました。
放火であれば否応なく火炙りの刑。
故意でなくてもただでは済まなかったと思うのですが…。
八兵衛さんのお話は実話ではないと思いますが防火の神様になった由来がわかりやすく書かれた良い話だと思います。