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多摩地区の戦跡

  • 4.0
  • 旅行時期:2020/12(約4年前)
Lillyさん

by Lillyさん(女性)

吉祥寺・三鷹 クチコミ:13件

旧日本陸軍戦闘機「飛燕」。
太平洋戦争で使用されていました。
戦闘機に限らず日本の飛行機を空爆から守るために作られたのが掩体壕です。
以前茨城県の鹿島臨海工業地帯で海軍が開発した人間爆弾「桜花」の掩体壕を見ました。
その衝撃は一生忘れられそうにありません。
桜花のレプリカが設置してあり鳥肌が立つほど恐ろしかった。
大沢掩体壕も闇を曝け出して不気味な姿…。
ですがどちらも残しておくべき戦争遺産です。

今回は東京都に残る掩体壕を見学することにしました。
こちらの2基と白糸台の1基は陸軍所有。
飛燕は太平洋戦争の後半に誕生しました。
本来は液冷式エンジンを搭載する予定でしたが物資不足で間に合わず、空冷式に変更されたと聞きます。
東京大空襲の時にはB29に挑んだ戦闘機でした。
生産力も物資もない中、一機でも多くの飛行機を守る事が勝利への一縷の望みだったのでしょう。
ちなみに飛燕は岐阜県各務原市の博物館に一機だけ現存しています。

ここで不思議な縁に辿り着きました。
陸軍戦闘機「飛燕」の設計者は川崎飛行機の土井武夫氏。
対する海軍戦闘機「零戦」の設計者は三菱重工業の堀越二郎氏。
2人は東京帝国大学工学部航空学科の同級生だったのです。
ライバルであり盟友ですね。
個人的にはものすごい発見でした。
堀越二郎氏が零戦を誕生させるまでの経緯を知るには映画「風立ちぬ」がお勧め。
宮崎駿監督のアニメなので理解しやすいですよ。

調布飛行場近辺だけでなく、多摩地区は陸軍関連施設がとても多かった場所です。
関心がある方は戦跡を廻ってみて下さい。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
4.0
見ごたえ:
5.0

クチコミ投稿日:2021/05/20

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