湯島聖堂は幕府直轄の昌平坂学問所に併設した孔子を祀る霊廟だった

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旅行時期：2021/02（約5年前）

by ぬいぬいさん（男性）

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JR御茶ノ水駅を出て目の前の聖橋を渡った先にある湯島聖堂は、国の史跡に指定されている儒教の祖である孔子を祀る廟所。
もともと江戸幕府の儒官だった林羅山の邸宅に今から約390年ほど前に私塾と一緒に設けられた孔子廟が、330年ほど前の元禄年間にここに移されたことに始まるり、私塾が、幕府直轄の昌平坂学問所として再編され明治4年に文部省ができるまであり、その後は東京師範学校と変わりここには聖堂だけが残りました。
その聖堂も関東大震災で大半の建物を焼失し、今の建物は伊東忠太の設計により昭和10年に再建されたものです。
大成殿の屋根の上には伊東忠太独特の伊東忠太動物園と呼ばれる精霊獣が乗っています。