自由が丘で庶民の味わい昭和のうな丼
- 4.5
- 旅行時期:2020/06(約4年前)
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by 菊花さん(女性)
自由が丘 クチコミ:9件
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言もようやく解除され、ゆるゆると日常を取り戻そうとしている平日の13時過ぎ。今まで気になっていたけれど足を運べていなかった昭和な鰻屋を応援したくて、自由が丘まで足を運んだ。
入り口脇で鰻を焼いており、フワッと良い香り。ガラガラと入り口の引き戸を開けて店内に入ると、ちょうどお客さんが入れ替わるタイミングだったのだろう、縦長コの字のカウンターには先客4名。いずれも地元or馴染みのおじさんという感じ。
白焼丼とちょっと迷ったが、普通のうな丼を注文、付いてくるお吸い物はきも吸に変更(プラス100円。)
入り口ドア上のテレビでは国会中継をやっていて、それを見ているような聞いていないような感じの店員さんたちの様子を、これまた見るともなしに見ていると、お新香にきも吸、そして、うな丼が登場。
一口食べて、おや?と思う。二口食べて、そうか!と思う。
いかん、いかん、スーパーのお手頃うな丼とは鰻の柔らかさが違うので、うっかり頭に疑問符が浮かんでしまった。そうじゃない、これが、こっちが、正しいのだ。
ふんわりと柔らかい白身、甘く口溶ける鰻の肉。これとタレが口の中でご飯と混じり合って実に良い。お値段的には高級なのだけれど、味は全くお高く止まらず、むしろ庶民っぽさがある。そんなうな丼を、昭和の雰囲気が色濃く残る店でガツガツと食べる。
あっさりと完食し、これなら鰻重にしておけば良かったかと若干の後悔を滲ませつつ、大満足で店を出た。
- 施設の満足度
-
4.5
- 一人当たり予算:
- 2,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 息づく昭和
- 料理・味:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/06/13
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