日本初の全天候型屋根付き多目的スタジアムです!
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- 旅行時期:2020/01(約6年前)
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by hiroさん(男性)
水道橋 クチコミ:4件
『東京ドーム』は、日本野球機構(略称:NPB)が統括するセントラル・リーグ「読売ジャイアンツ」が長年にわたりホームグランドとし使用していた1937年(昭和12年)に開場し老朽化などにより1987年(昭和62年)に閉鎖した「後楽園スタヂアム」の代替施設として、「後楽園スタヂアム」に隣接していた「後楽園ジャンボプール(旧・後楽園競輪場)」の跡地に「読売ジャイアンツ」ホームグランドとしてのプロ野球を中心としたスポーツ競技のほかコンサートや展示会などの各種イベントが開催される日本初の全天候型屋根付き多目的スタジアムとして1988年(昭和63年)に開業しています。
『東京ドーム』の屋根構造は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスで1982年(昭和57年)に開場した全天候型屋根付き多目的スタジアム「モール・オブ・アメリカ・フィールド・アット・ザ・ヒューバート・H・ハンフリー・メトロドーム(略称:メトロドーム)」をモデルに独特な設計仕様となる「空気膜構造(エアドーム)方式」が採用されています。
ちなみに『東京ドーム』のモデルとなった「メトロドーム」は、2013年(平成25年)に閉鎖、翌年に取り壊され現在は存在していません。
この「空気膜構造(エアドーム)方式」は、屋根部分をガラス繊維にフッ素樹脂をコーティングした二重のテフロン膜を使用して膜の内側となる建物内部の空気圧を外側より0.3%高く保つことにより屋根を膨らませて支持する方式であり、ほかの方式と比較して屋根の軽量化に伴う工事コストの削減および工期短縮が可能といわれています。
今回は、2009年(平成21年)から毎年1月に開催される人気イベント「ふるさと祭り東京~日本のまつり・故郷の味~」が目的で『東京ドーム』を訪れました。
「ふるさと祭り東京~日本のまつり・故郷の味~」は、全国各地に伝わる伝統の祭りと多種多様なご当地グルメを中心に伝統工芸品から最新の地域オリジナルグッズ、ご当地ゆるキャラなどが一堂『東京ドーム』に集結して開催される官民一体となった全国物産展であり、その開催規模も年々拡大し国内最大規模を誇ります。
会場内の休憩場所となっているスタンド席エリアに座り、アリーナ・エリアの「にぎわい市」に出展の各店舗で購入した全国各地の特色ある自慢の食材を用いた料理をビールとともにいただきながらアリーナ・エリア「お祭りひろば」で繰り広げられる全国各地の豪快で迫力のある祭りの再現や各種演舞を観て堪能することができました。
そのほかに「ふるさと祭り東京」お薦めの参加型人気名物企画「全国ご当地どんぶり選手権」がありますが、会場内の人出が多く今回は見送りました。
以前に数回にわたり「全国ご当地どんぶり選手権」を目当てに『東京ドーム』を訪れたことがありますが、全国各地のこだわり”どんぶり”の食べ比べができる楽しい企画でお薦めできます。
「ふるさと祭り東京」などのイベントの場合は、プロ野球などのスポーツ観戦の場合と異なり『東京ドーム』アリーナ(グランド)部分などの普段は関係者以外の立ち入りができない部分を歩き廻れることも楽しめるポイントです!
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 4.0
- 最寄り駅は、JR・都営地下:水道橋駅、東京メトロ:後楽園駅、都営地下鉄:春日駅となります。
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- ”ふるさと祭り東京”の開催期間10日間に延べ400万人以上の来場者で賑わいます。
- バリアフリー:
- 2.0
- スタンド席部分の段差があります。
- 見ごたえ:
- 4.0
- ”ふるさと祭り東京”はプロ野球観戦などで立ち入りできないアリーナ部分がメイン会場となります。
クチコミ投稿日:2020/06/07
いいね!:7票
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