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金乗院(目白不動)

寺・神社・教会

金乗院(目白不動) 施設情報・クチコミに戻る

神霊山金乗院慈眼寺

  • 3.0
  • 旅行時期:2020/06(約6年前)
ミルさん

by ミルさん(男性)

早稲田・高田馬場 クチコミ:14件

真言宗豊山派の寺院「金乗院」は「こんじょういん」と読みます。御府内八十八ヶ所霊場、江戸三十三観音霊場、関東三十六不動霊場、東京三十三観音霊場の札所で、室町時代に創建とされた古刹です。1キロほど離れた場所にあった目白不動堂(新長谷寺)が第二次世界大戦で焼失し、廃寺となったことで「金乗院」と合寺され、現在に至っています。そのため、一つの寺で二つの札所となっているために、やたらと札所の名が登場する寺となった珍しい存在です。新長谷寺が持っていた江戸三大不動・江戸五色不動のひとつ、「目白不動」が、合寺によって金乗院に移され、現在、このお寺の最大の見どころとなっているわけです。不動明王像は弘法大師によって造られたといわれており、三代将軍、徳川家光が新長谷寺の本尊であった不動明王像を五色不動のひとつとして『目白不動』の名を贈り、以後「目白不動明王」と呼ばれるようになったそうです。この「目白不動」が現在の「目白」の地名の起源であるとされています。因みに「目黒」の地名も同様に「目黒不動」がルーツだそうです。不動明王像は、山門をくぐり、正面に見える本堂ではなく、すぐ右手にある目白不動を祀る小さな「不動堂」にひっそりと安置されていました。

施設の満足度

3.0

クチコミ投稿日:2020/06/01

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