悲しいみきちゃんの物語
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- 旅行時期:2019/12(約6年前)
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by Siniさん(女性)
麻布 クチコミ:5件
麻布十番街の先、パティオ十番にある少女の像は大きくはありません。誰もが知っている童謡「赤い靴」の少女の像です。この歌が世に出たのは大正10年(1921)ですが、モデルがいたことが判明したのは戦後も昭和48年(1973)になってからのことです。
明治35年(1902)に静岡で生まれたきみちゃんは3歳の時アメリカ人宣教師ヒュエット夫妻の養女に出されました。が、結核にかかりアメリカへは渡航出来ず、鳥居坂教会の孤児院に預けられ、9歳で亡くなりました。アメリカで幸せになっていると思っていましたのに。
この像は1989年に建てられましたが、悲しい話にきみちゃん像の足元の募金箱にチャリティが寄せられるそうで、商店街では世界の恵まれない子どもたちへ義援金として送っているそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
クチコミ投稿日:2020/04/04
いいね!:25票
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