関東大震災と東京大空襲で亡くなった16万人を超える犠牲者を慰霊するお堂
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- 旅行時期:2020/01(約6年前)
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by ぬいぬいさん(男性)
両国 クチコミ:11件
両国の横網公園の中に三重塔のある寺院風の東京都慰霊堂という建物があります。
この場所はもともと陸軍の軍服などを作っていた陸軍被服廠があった場所。
その場所で関東大震災で罹災した人たちの避難場所になり多くの家財道具が持ち込まれ、れ、身動きも取れないほどだったそうです。
そんな状況の中、周囲からの火災が家財道具に燃え移り、台風の影響もあって火災旋風という火のついた竜巻のような災害が発生し、ここだけで東京全体の死亡者の半数以上の3万8000人もの人が焼死してしまった大惨事の現場だったそうです。
その大勢の被害にあった人々の慰霊をもくてきに昭和6年に震災復興記念館として建てられ、その後東京大空襲でなくなった人々も合祀し東京都慰霊堂に名前が変わったそうで、震災と戦災の犠牲者16万3000人を供養し、毎年3月10日と9月1日に大法要が行われているそうです。
因みにこちらの建物は築地本願寺や一橋大学を設計した、伊東忠太が設計したものです。
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- 利用した際の同行者:
- 一人旅
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- 人混みの少なさ:
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- バリアフリー:
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- 見ごたえ:
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クチコミ投稿日:2020/02/25
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