ランチタイムはお値打ち

4.0
旅行時期：2019/10（約6年前）

名古屋クチコミ：508件

以前から存在は知っていたがなんとなく入る気にならなかった寿司店。名駅という土地柄、観光客向けなのかなと勝手に思い込んでいたのが大きな理由。あと店が二階にあり雰囲気が分からないのとやたら色々メニューが書いてあるのも味が向かない理由だった。ただ新規開拓のためにはチャレンジも必要と思い切って入ってみた結果をここに記す。事前情報なしの体験記。
まず階段を上がると鉄の扉があり堅く閉ざされている。これは入りにくい（苦笑）
重い扉をギーと開けて中に入ると当然ながら普通の寿司屋のカウンターが広がっていた。やたら丁寧な板前さんが中に1人、料理やお茶を運ぶ男性スタッフが1人。
メニューを見てせっかくなので握りを頼んでみた。一人前半でちょうど1000円税込。握りは食べた気にならないので基本頼まないのだが板前さんがいるならわざわざ丼にするのは勿体無いと思ったのもある。一半なら量も多いはずだし。
まず茶碗蒸しとフルーツが運ばれて来る。茶碗蒸しは大きくはないがちゃんと具が入って味の薄くないしっかりしたもの。フルーツはオレンジだった。
そしてお待ちかねの握り登場。客の入りは3割ほどだったが板さんが1人なので結構時間がかかる。リーマンが複数人で来店する際は種類をまとめた方が無難かもしれない。自分もリーマンなのだが休みの日に無休で朝から来ているため時間は気にしない。
お寿司は他の回らない街中の寿司屋レベルだった。これも当然なのだけど。つまり普通に美味しい。特になぜか鉄火巻きが美味しかった。
名古屋でこの寿司がランチタイムに1000円税込ならもっと繁盛しても良いはずだが場所がややオフィス街から離れている事と知名度の問題と思われる。あと入りにくいし。
実際はものすごく気軽で居心地良しな店なので今後も利用したいところ。ガリが最初からフタを開けて等間隔に置いてあるのも個人的にはプラス評価。いちいち頼むのも面倒だし。ちょっとした穴場だった。