老舗中華飯店の安価なランチ
- 4.0
- 旅行時期:2019/06(約7年前)
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by 名古屋まねき鯉さん(男性)
名古屋 クチコミ:508件
駅西の一角にある安価な老舗中華飯店。斜め向かいには煮干し88があるが以前食べてそれほどでもなかったのでこちらへ入る。店の前の看板にはランチメニューが書かれていてスタンダードなラーチャーからニラレバセットまである。日替わりかどうかは不明。
さて店内は想像通りかなりの年季が入っておりカウンター5席とテーブル2席は常に埋まっている繁盛ぶり。見る限り客層はサラリーマンというより近隣の住民か店のスタッフがほとんど。大陸からの観光客も多い。なお女性は皆無。
とりあえずは基本メニューのラーメンチャーハンセットを頼む。550円税込は名駅すぐそばでは最安値。手洗いのためトイレに向かうとそこはリアル昭和初期。かなり年代物のトイレというか便所が鎮座していた。店内の壁は長年の煙でいい具合に煤けておりいい味を出している。これこそ日本の古き良き中華飯店。
出て来たセットは写真の通り実にシンプル。あとは味についてだがラーメンはごくごく普通、スープが美味しかった。そして炒飯はなかなかの逸品。細かく切られた様々な具材が美味しさを醸し出している。米も香ばしくパラリと仕上がっており高熱でしっかり火を通しているのが分かる。個人的にベチャっとした炒飯は好きではないのでここのはなかなか良かった。ラー油をかけると風味がぐっと増してさらに美味しくなる。
さて店内では相席が基本のためテーブルに案内された時目の前に大陸からの観光客風のお兄さんが一人座って対面の形になったため思い切って話しかけてみた。通常大陸の人には言葉が通じないのでスルーするのだが見た目インテリチックなので英語で。するとやはり英語に堪能な人で普通に会話出来た。
名古屋では予定もなくブラブラして買い物したりご飯を食べたりし3日後には東京に行くという。予定を立てずに楽しむという旅は外国的な考えで魅力的に思えた。ただ中国の英語は訛りが強くて正直かなり聞き取りにくい。彼の英語の先生はオーストラリア人との事だが英語圏で一番難しいオーストラリア英語を中国発音だと意思疎通は相当ハード。フィリピンや東南アジアもハード。固有名詞が互いに通じないのでところどころで筆談となった。漢字が共通なのは便利。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 1,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 3.5
- 観光客向け度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/06/12
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