かえるのお守り

3.5
旅行時期：2018/10（約7年前）

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戦前この地にあった末廣神社と竹長稲荷神社の両社は昭和20年4月の空襲により焼失したが、戦後になって、両社は合併し社号は十番稲荷神社とされた

末廣神社は慶長年間に創建されたと記録されるが、竹長稲荷神社の創建時期は定かではない

鳥居に向かって右脇のかえる像は、大火の際この地にあった備中成羽の領主の屋敷を邸内にある「がま池」のかえるが水をかけて火災から守ったと伝えられ、以後防火の信仰を集める
そして、今では無事かえる、無くしたモノがかえる…としても信仰を集めている
実は私も小さなかえるのお守りを財布に潜ませている。去年財布を落としたのだが、そのお陰か無事に帰って来たことがあった

このがま池は、この十番稲荷神社から徒歩で15分ほどのところにその一部を残して現存するが、マンションなどの建物に囲まれ、残念ながら外から見ることは叶わない
実は以前に一度だけ、このがま池を拝見したことがあって、竹やぶに囲まれた静かな水面を見て幻想的な雰囲気を感じるとともに、今も池が多少なりとも残っていることに、幾分か安堵した