洗足池散策の途中で
- 3.0
- 旅行時期:2018/07(約7年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
馬込・池上 クチコミ:6件
洗足池の北東岸の辺りにあります。
幕末の新政府軍の江戸城総攻撃に向けて、近くの池上の本門寺に新政府軍が駐屯した際、勝海舟が西郷隆盛と交渉にあたる途中で立ち寄った場所だそうです。
敵軍の将が、新政府軍の中心へ向かうのですから、当然、命を奪われる可能性も大きく、その前に眺める風景というのは、いったいどういうものだったのでしょうか。
緊張するピアノの発表会の前に楽屋で見る風景とは、訳が違うようですね。
よっぽど感慨深い場所だったようで、墓のみならず交渉相手の西郷隆盛の石碑まで作ってしまったようです。
小さな園地で、日ごろからきれいに整えられたお墓です。
隣の西郷隆盛留魂碑とともに、解説看板が立っており、歴史に詳しい方でなくとも、事情がある程度分かるようになっています。
幕末ファンならお供えなどを持って喜んで訪れるのでしょうが、そうでない方でも洗足池散策のついでに寄ってみてはいかがでしょうか(歩くのみではつまらないので)。
池の回りは1.2kmほどの「池のみち」が整備されていて、池の風景を見ながら木陰の下を行く、涼やかな小径です。
途中には、図書館やボート乗り場、江戸の残り香を感じさせる小さなお社などがあります。
季節ごとに桜やアジサイ、また、水生植物園ではその時期の草花を鑑賞することができます。
訪れた7月上旬では、暑さで疲れ気味のアジサイ、芳香を漂わすクチナシ、それにちょうど時期柄の半夏生の葉が白くなっていました。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/07/17
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