行政機関や市民一人一人の備えが大事
- 4.0
- 旅行時期:2018/02(約6年前)
-
by jmleedoさん(男性)
両国 クチコミ:8件
東京都復興記念館は、1923年9月1日に発生した関東大震災、45年3月10日に発生した東京大空襲の惨禍を後世に伝えるとともに、震災からの復興事業について学ぶことが出来る資料館です。
清澄通りから見ることの出来る外観はテラコッタタイルの落ち着いた色彩が特徴的で、正面の付柱上には妖怪のような彫刻がこちらを睨み付けており、作家の独特な美学が貫かれています。
内部に展示されている写真や展示物は、震災と戦災の両方を取り扱っている割にはそれ程大量ではなく、あまり時間を掛けずに見廻ることが出来ます。
また、前庭など屋外にも火災の熱で溶解した車両やビルの鉄柱などが展示され、生々しい被害が分かります。
東京に住む我々は、懸念される首都直下型地震により大きな被害が起こる可能性と隣り合わせにいます。震源が離れていた2011年の東日本大震災でも東京の交通・電力網は麻痺しました。今後予測される地震の際に少しでも被害が少なくなるよう、行政機関が実例を踏まえて災害予防計画を充実させて行くことや、我々一人一人のしっかりした備えが必要だと感じました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
- バリアフリー:
- 2.5
クチコミ投稿日:2018/02/25
いいね!:0票