ポンプで干満を再現
- 3.5
- 旅行時期:2018/02(約6年前)
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by jmleedoさん(男性)
両国 クチコミ:8件
明治から大正時代にかけてこの庭園は、安田財閥の創設者で東京帝国大学に安田講堂を寄附したことで知られる(実際には本人の遺志を長男が実行した)安田善次郎(1838~1921)によって所有されていました。安田は匿名で学校や病院を寄附するなど、陰徳の士であったことで有名です。
また、かつては庭園に隣接して1926年に安田財閥が寄附した「両国公会堂」の赤壁のモダンな建物が佇んでいましたが、老朽化に伴って2015年に解体され、渋谷区にあった刀剣博物館が跡地にオープンしました。公会堂の丸屋根は庭園のシンボルで、改修した上での継続利用が模索されていたようですが叶わず、解体が惜しまれます。
なお、池の水は元々は隅田川の水を引き入れることで干満による風景の変化が楽しめるようになっており、西門を入ってすぐの所に水門の遺構が残っています。現在は水の引き入れは行っておらず、地下の貯水槽からポンプで水量を調節し、干満を再現しているとのことです。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/02/21
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