白壁の三重塔
- 3.0
- 旅行時期:2018/02(約8年前)
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by jmleedoさん(男性)
錦糸町 クチコミ:1件
法恩寺は、江戸に所在する日蓮宗の十か寺を巡ると日蓮の御利益に与れるとされ、江戸時代に庶民の間に隆盛した江戸十大祖師の一つに数えられる大寺で、墨田区太平にあります。
火付盗賊改方の長官長谷川平蔵を主人公とする池波正太郎の「鬼平犯科帳」を構成する一話「尻毛の長右衛門」(題名が凄いですが・・・)に登場し、「法恩寺の大屋根」、「塔中が押しならび」などと当時の繁栄が記述されています。
蔵前橋通りから100メートル程の距離がある参道に沿って法泉院、陽運院、千栄院、善行院の4つの塔中が残っていますが、江戸時代には20か寺を擁していたとのことです。正に「押しならぶ」光景だったのでしょう。
訪問時は本堂改修中であったため全体の姿を眺めることは出来ませんでしたが、境内は気持ちよく整えられていて、さすが歴史ある寺だと感じました。
鐘楼は白壁の三重塔で、1932年に建造されたものです。境内で一際存在感を放っていました。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/02/20
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