夢の島公園の中にある資料館
- 3.0
- 旅行時期:2018/02(約8年前)
-
-
by jmleedoさん(男性)
有明・新木場 クチコミ:1件
1954年3月1日に米国がビキニ環礁(現マーシャル諸島)で実施した核実験の際に、危険水域の設定に不備があったことにより、日本の第五福竜丸を始めとする何百隻もの周辺で操業していた漁船が被曝した事件を伝える資料館です。
1階では、世界で実施された核実験の経緯とそれに反対する市民や科学者らの運動について、まとめて紹介されています。誰でも被害者になるかも知れないという恐怖から一般の人々も積極的に反対運動に参加し、冷戦下での世界の核競争の流れの中で必死に対抗する力を結集しようとした様子が分かります。
また、この事件では、漁船だけでなく周辺の島々にも放射能が降り注ぎ、ロンゲラップ環礁などでは未だに放射能汚染が続いており、島民たちは故郷に帰れていないといいます。
入場は無料なので気軽に訪れることが出来、広島・長崎とともに日本人が核兵器の犠牲になった事件について学べる貴重な場となっています。
「夢の島公園」内の「夢の島熱帯植物館」の並びにあり、園内は広大なので、散歩や運動がてら訪れてもいいかも知れません。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/02/11
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する