新旧本堂が対照的
- 3.5
- 旅行時期:2018/02(約8年前)
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by jmleedoさん(男性)
門前仲町 クチコミ:4件
深川不動堂の創建は1703年であり、以来江戸の人々の厚い信仰を受けて来た寺院であるが、2012年に完成した新本堂は、壁一面が本尊不動明王の真言梵字で覆われている何とも大胆な発想の建物であり、内部も、1万体ものクリスタル製の五輪塔が両側に並べられた「祈りの回廊」等、一風変わったアトラクションが楽しめる。
元々絶大な庶民の人気を誇った千葉県成田山の本尊不動明王像をこの地で出開帳したことから始まった歴史を持つ寺であり、人々の心を上手に掴みながら発展して来たとも言えるかも知れない。
また、隣接して建つ旧本堂に鎮座する「おねがい不動尊」は、熊本県天草諸島に生えていた楠の大木を使用して造られた巨大な像で、どこか愛らしさを湛えた表情をしている。旧本堂は1951年に千葉県の寺院に建っていた地蔵堂を移築したもので、我々の想像する「本堂」そのものであり、新本堂と並ぶと同じ本堂とは到底思えないところが面白い。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.5
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/02/07
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